昨年が凄すぎた

オフ最大のイベント「ドラフト」が無事に終了。

いつもどおり、ジェッツのPICKを確認していきましょう。

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ドラフト中にトレードダウン

ペイトリオッツ GET

・2023年4巡(112)

↑↓

ジェッツ GET

・2023年4巡(120)

・2023年6巡(184)

 

レイダース GET

・2023年5巡(170)

↑↓

ジェッツ GET

・2023年6巡(204)

・2023年7巡(220)

ジェッツ2023年ドラフト結果

1巡(全体15位)EDGE”ウィル・マクドナルドⅣ”(Will McDonald IV) From アイオワ州立大学

:詳細記事へのリンク

予想外過ぎて、ついていけないぞ。 いよいよドラフト1日目。 ロジャースのトレードで全体15位にダウンしたジェッツは、モックドラフトから予想を大きく外れたPICKをしました。

2巡12位(43)Cジョー・ティップマン(Joe Tippmann) from ウィスコンシン大

ランヘビーなウィスコンシン大オフェンスの中核として2年間先発。

長身のCで、ウェートルームの主。強さとアスレチック性に定評がある。

 

ラインコールとブロックアジャストを担当し、フットボールIQは高い。

(某ドラフト本より)

 

→1巡目で獲りたかったOLを2巡目でGETするものの、ポジションはこの間契約したC”コナー・マガバン”と同じC。

ティップマンはC以外をプレーしたことが無く、マガバンの跡を継いで長期的に活躍できるOLの中心を任せるつもりなのでしょう。

もしかしたら、マガバンの方をコンバートするかもしれません。

4巡18位(120)OTカーター・ウォーレン(Carter Warren) from ピッツバーグ大

ウィングスパン(両手を広げた広さ)の213cmという体格を生かし、QBピケット(現スティーラーズ)のブラインドサイドを守ってきた。

ランよりもパスプロテクションに強み。

昨季は大半を負傷欠場したが、オールスター戦で復活した。

(某ドラフト本より)

 

→OL”メカイ・ベクトン”の代わりに据えたいLTだが、昨シーズンをケガで大半欠場していた事が非常に気になります。

このせいで4巡に落ちたと思われますので、入団後は負傷無く活躍してくれれば儲けものでしょう。

ポジティブに受け入れたいと思います。

5巡9位(143)RBイスラエル・アバニカンダ(Israel Abanikanda) from ピッツバーグ大

爆発的なランが魅力のビッグプレーメーカー。

前傾姿勢を保ち、タックルされても常に前方に倒れこむ。

足首が柔らかく、忍耐強く、ブロックを待ってから加速できる。

 

昨季のバージニア国か大学戦では、ラン320ヤード6TDと走りまくり、殿堂入りの大先輩トニー・ドーセットの大学記録を塗り替えた。

この試合も含め、11試合中9試合で100yd越え。ランTDは全米トップタイの20本となった。

(某ドラフト本より)

 

→ドラフト本ではRBのカテゴリで3番目に紹介されているほどの選手に関わらず、5巡で獲得できました。

 

スタッツは素晴らしくドラフト本の紹介では根性と突進力のある素晴らしいRBのように紹介されていますが、裏を返せばランルートの見極めが鈍く、かつ、重心が高く柔軟なカットが行えず技術的に未発達な所で評価を下げたようです。

 

技術的なところは先輩RB”ブリース・ホール”に学びつつ、当面の間はSTやショートヤードを獲る3rdDown用のRBとして頑張ってもらいましょう。

6巡7位(184)OLBザイル・バーンズ(Zaire Barnes) from ウエスタンミシガン大)

 

→やや小柄なOLBだがプロデイで40yd走4.56、立幅跳び3.12mを記録しており身体能力は高く、HC”ロバート・サラー”好みのスピードのあるパスラッシャー。

 

JETSのLBはILB”C.J・モズリー”とOLB”クインシー・ウィリアムズ”が居るがOLB”ノウ・アレクサンダー”は未だに未契約で、先発に1つ空席がある状況。

 

恐らくアレクサンダーとは再契約を行い、彼は当面バックアップやSTとして技術を積んでもらう方向だと思います。

6巡27位(204)CBジャリック・バーナード-コンバース (Jarrick Bernard-Converse) from ルイジアナ州立大

 

→JETSでは史上最高に長い名前ではないでしょうか。

サイズがあり、プロデイで40yd走4.39を記録する身体能力の高さを見せますが、コンバインには呼ばれないレベルの選手。

 

バック走やマンカバーが弱く、多くのTDを許しており、彼がNFLで生き残るためにはCBよりもSの方が向いているという指摘もあります。

当面はST要員ですね。

7巡3位(220)TE(Zack Kuntz) from オールド ドミニオン大

 

→なぜか「地獄のミサワ」を彷彿とさせる顔面のTE。

 

身長2mオーバー、体重115kgの巨漢にして40yd走は4.55とスピードもあり敏捷性も高く、身体能力はバケモノ。

ケルシーやグロンコウスキーのようなTEになって欲しいのですが、空中戦でのレシーブが未熟かつ、ブロックが貧弱という評価で7巡に落ちました。

 

しかしながら、首が顔幅ぐらい太く、私好みの面白ろそうな選手なので生き残って欲しいです。

アイシールド21の瀧君のように、試合を通して急成長する事を祈るのみです。

総評

とにかく1巡で目前のペイトリオッツが持つ14位にスティーラーズがトレードUPして、OT”ブロデリック・ジョーンズ”を奪われたのが非常に悔しいです。

ジェッツも狙っていたに違いない選手だけに、これは怨敵ペイトリオッツとスティーラーズが結託してジェッツに嫌がらせをしたのに間違いないでしょぅ。

 

1巡で獲得したEDGE”ウィル・マクドナルド”はドラフト本でも扱いが小さく、モックによっては3巡クラスの選手と評価されているのも気になります。

 

2巡でニーズだったOLも獲るも生粋のC。

さらに必要だったのかよく分らないRBとOLBをゲット。これはニーズを埋めれたのか疑問符の残るドラフトになってしましました。

 

さらに、HCサラーとGMダグラスはスピードのある選手が好きだという傾向が見えました。

 

昨年のドラ1祭りのドラフトに比べて見劣りするのは当たり前ですが、何かスッキリしません。

PFFでもドラフトのグレードは「B-」 。以下のサイトでは32位の最下位と酷評されています。

NFL Draft grades 2023: All 32 draft classes ranked from best (Steelers) to worst (Jets)

 

しかし!我々にはロジャースがいる!

ドラフトが大失敗しようが、ロジャースが何とかしてくれるでしょう。信じる者は救われる!

 

ということで、ドラフト2023終了です。

お疲れさまでした。