ディフェンス

やはりアスミスは、ショートパス主体で組み立てる事は分かっていましたが、ラン・アフター・キャッチ でガンガン走られてロングゲインを許しました。

全力ダッシュしながらレシーブし、その速度のままでフィールドを駆け回るものですから、タックルミス連発でなかなか止める事ができず、序盤はタイムポゼッションを奪われました。

特に巨体なのにスピードでD#を置き去りにするTE#87″トラヴィス・ケルシー”は『赤いグロンコウスキー』に見えました。

 

しかし、O#が8ターンオーバーを犯して、その中でファンブルリターンTDとPICK6(INT・リターンTD)で14失点。差し引きして実質6ターンオーバーでD#の失点は10点ということを考えると、かなり優秀なレベルです。

 

2016年ドラフト1巡のLB#50″ダロン・リー”が5タックル1アシスト、0.5サックでチームトップであり、1試合ごとに成長しているのは大きな収穫です。

特に光速でOLを抜き差って、ボールを受けたばかりのRBをロスタックルするシーンは圧巻でした。元はOLBなのにILBで起用する狙いにフィットしてきたようです。

 

DBではFS#21″マーカス・ギルクライスト”が、TDされる直前にかましたタックルでファンブルを誘発。1度はTDの判定になるものの、レビューの結果はTDの前にファンブルしてかつ、ボールはエンドゾーンから出たのでタッチバックになり、JETSのO#となる奇跡プレーが発生。

 

他にもチーフスの4th-インチのギャンブルを止めたり、逆転勝利フラグみたいなものは何度も立った気がしたのですけど、そこはフィッツパトリックがぶち壊しました。

スペシャルチーム

新リターナーとして期待大のWR#89″ジャーリン・マーシャル”がリターン中のタックルでファンブルロストしてそのままリターンTDを喰らうのが最悪でした。

以前にもレシーバー時にファンブルロストしてるボールセキュリティーの甘さが彼の弱点です。
ビッグリターンも見せましたので、セキュリティー能力が向上すれば、かなりO#を有利に展開できるだけに、今後に期待。

 

今週のフォーク様もFG1本決めて、問題なし。Week01の失態は何だったのでしょうか。

 

総評

フィッツパトリックが「俺のせいで負けた。他の何ものでもない私の責任だ」とコメントしていましたが、「でしょうね」としか言いようがありません。

今日の彼のパフォーマンスは、”後期型マーク・サンチェス”よりも酷いもので、“通常型ジーノ・スミス”に匹敵します。

 

ただ、全くO#が出来ていないわけでなく、「ここで決めたら勝てる!」というシーンが何度もあっただけに、非常に残念です。そして、そんな期待を膨らましたシーンはINTで終わるので、ファンのがっかりはハンパ無かったでしょう。

 

JETSは弱くない事は分かってるだけに、負け越しているのは歯がゆい状況です。

この後も強豪と連戦ですが、フィッツパトリックには早めにヒゲを剃ってもらって、昨シーズン終盤のような華麗なるパスO#を見せて欲しいものです。

保存

保存

保存

保存

保存

保存