2017シーズン、おさらばでございます

先週はブロンコスに完封負けしたうえにQB”ジョシュ・マッカウン”が左手骨折でシーズンアウト。今週の先発はQB”ブライス・ペティ”でプレーオフに行く確率もゴミみたいで、瀕死の状況です。

しかも相手はNFC南首位争い中のセインツ。せめて最後は強豪の足を引っ張って終わりたいところですが、今週のジェッツはどない?

スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

2017年 12月 17日

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジェッツ

0

10

3

6

19

セインツ

10

7

0

14

31

 

オフェンス

“ブライス・ペティ”の今シーズン初先発におけるスタッツは、パス19/39回179yd 、1TD 、2INTと成功率50%を切り、レーティング49.0。

プレシーズンは平均106.8だったので期待したのですが、コントロールが酷いのなんのって。

まずオーバースローが多く、マッカウンの時はほぼ落球しなかったWR#11″ロビー・アンダーソン”も高め低めにバラバラに来るパスに落球を繰り返します。

RB#25″イライジャ・マグワイア”にロングを通すシーンもありましたが、あれは奇跡ですね。

OLが粘り1サックに抑えているだけに、言い訳はできません。ずばりペティがD#の作ったチャンスを生かせなかった事が敗戦に繋がりました。

しかしながら、C” ウェズリー・ジョンソン”のスナップも高めや左に流れたり不安定。ペティと仲が悪いのか?

 

ランはトータル124ydと1発大きなゲインは無かったものの、トータルでは意外とセインツと競りました。

ディフェンス

DL”モハメド・ウィルカーソン”が素行の悪さから欠場されて、DE#98″マイク・ペネル”が先発しました。

散々WR#13″マイケル・トーマス”にやられたものの、第3QにはSでランをロスさせ、パスカバーでブリーズを封じるシーンもあり、先週より改善は見られました。

今回も光ったのが元反則王のCB#41″バスター・スクライン”。

タックルにパスカットのみならず、2度のファンブルフォースに絡み&ファンブルリカバーを記録する変態的な活躍。

第3QにセインツO#を泥沼の停滞に追い込んだだけに、そこでジェッツO#がTDを1本も取れずモメンタムを掴めなかったのが痛いです。

 

そして今週もダメなのがCB#21″モーリス・クレイボーン”。タックルミスでロングゲインを許し、無効にはなったもののWR#13″マイケル・トーマス”へのロングTDを許したシーンにはがっかり。

シーズン序盤にいい時もありましたが、最近のD#崩壊の原因はほぼクレイボーンです。

 

S二人はランストップに貢献するも、肝心なところでのパスカバーが甘い。ルーキーということでここは大目に見ます。

 

フロント7はDE#92″レナード・ウィリアムス”がパスを至近距離でINTするナイスプレーを見せるもサック0回と不発。ランD#が最後のRB#22″マーク・イングラム”の50ydTDラン以外は抑えていただけに残念。

このパスラッシュの弱さはいつになったら治るのでしょう? 

スペシャルチーム

K#07″チャンドラー・カタンザーロ”が2本全て成功。

最近、外さないので来シーズンも続投でしょう。

 

総評

第3QにセインツO#を泥沼のターンオーバー地獄に追い込み、そこでQBがマッカウンなら勝っていたと思いますが、結果に「たられば」言っても仕方なし。

プレシーズンは調子が良かったペティに期待したのですが、レギュラーシーズンはやっぱりダメダメ。カレッジ時代は相当な逸材だったらしいですが、チャンスを潰しまくる現状からフランチャイズQBになる選手には見えません。

来週のチャージャーズ戦は、逆にプレシーズン調子の悪かったハッケンバーグを先発させ、実戦でのパフォーマンスを見たいところです。

ジェッツ、2017シーズン終了のお知らせ

これにてジェッツがプレーオフに行く確率は0%となり、2017シーズン完全終了しました。

総合的な評価を言うと、O#もD#も並みのチーム以上の能力はありつつも、かなり不安定。シーズン序盤に多発した第4Qに崩壊するパターンにそれが見られます。

ベテランを大幅にカットして開幕前には「シーズン0勝」と言われていた割には頑張ったシーズンでしたが、プレーオフに行けなきゃドラフト1位を取れる0勝の方がマシでしょう。

 

HC”トッド・ボウルズ”は間違いなくクビです。そもそも来た時から”レックス・ライアン”と比較してしまったせいか気に入らない人だったので、結果が出せなければ未練も何もありません。

とっととクビにしてラムズの”ショーン・マクベイ”みたいな素敵なHCが来てくれることに期待してます。

 

GM”マイク・マッカグナン”は、前GM”ジョン・イジク”の息のかかった選手「イジクチルドレン」を一掃し、マッカウンやカースの獲得やベテランを大幅にカットしてキャップスペースを作るのに貢献したように見えて、CB”ダレル・リービス”やDE”モハメド・ウィルカーソン”との契約は完全にミス。無駄金も多く使っており、評価は厳しいでしょう。

 

なにわともあれ、残り2試合はQBオーディンションを楽しみつつWeek17でせめてパッツに一泡吹かせてくれる事に淡い期待をし、あとはプレーオフを楽しみたいと思います。

ジェッツファンの皆様、今シーズンも応援お疲れさまでした。

 

・・・もはや罰ゲームのスピンオフブログ・・・どうしましょ・・

(´・ω・`)