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独首位も砂の城
オーバータイムにもつれる激戦の末に宿敵ペイトリオッツを破り、とうとうAFC東単独首位となった我らがJETS。と、言っても他の3チームもワイルドカード争いに残れるぐらい勝率は僅差で、ここから先が本当の試練となります。

しかも次週の相手はとうとうNFL史上11チーム目の開幕10連勝を達成した無敗のタイタンズ。正に「前門の虎、後門の狼」的状況です。
さて、首位を追いかけるドルフィンズとビルズはどうなったでしょうか?

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▼ドルフィンズ 17-15 レイダース
ドルフィンズはJETSを破ったレイダースと対戦です。ドルフィンズQB”チャド・ペニントン”は足の負傷のため欠場する可能性がありましたが、問題なく出場。
第1QにWR”T. Ginn”が緩急を付けた見事なランでディフェンスを次々と抜き去り、40ydタッチダウンランで先制。

ドルフィンズペースでゲームが進むも第3Qでチャドがセーフティーを食らい、第4QでレイダースWR”ジョニー・ヒギンスJr.”の93ydパントリターンTDで、14-15と逆転される。
しかし、残り40秒で敵陣19ydまで進み、新人k”ダン・カーペンター”が勝ち越しのFGを決めて4連勝。
これで6勝となり2位ペイトリオッツと並びました。

昨シーズンのシーズン1勝から見違えるぐらいチームの再建に成功したドルフィンズ。これまでペイトリオッツ、チャージャーズ、そして今回のレイダースとJETSが負けたチームには全て勝つところが侮れません。

▼ビルズ 27-29 ブラウンズ
首位から一転して最下位から追う立場となったビルズ。QB”トレント・エドワーズ”が3インターセプトの絶不調。しかしブラウンズQB”ブレイディ・クイン”もパス成功率が半分以下とイマイチですが、終始ブランズペースで試合が進む。
ビルズは第4Qに20-26と突き放されるも、敵陣1ydまで進みエドワーズのQBスニークで逆転のタッチダウンを奪い、27-26。

ところが残り2:00でブラウンズK”P. Dawson”が、なんと54ydのロングFGを決め27-29とブラウンズ再逆転。
しかし、ビルズも38ydのロングパスで一気に敵陣に入り、残り50秒。先ほどとは逆に敵陣29ydから決勝点となる47ydFGに挑戦するも結果はNo Goodで4連敗です。

負傷者が多い事も原因かと思うのですが、QB”トレント・エドワーズ”はWeek5でサックを喰らって記憶が無くなるぐらいの脳震とうで負傷退場しました。その直後の試合で復帰して勝利していますが、この日を境に後半から急に調子を落としたりと、変調があるように個人的には見えます。

▼AFC東
ジェッツ -7勝
ペイトリオッツ -6勝
ドルフィンズ -6勝
ビルズ -5勝

AFC東同士の直接対決がWeek8からずっと続いているため、一気に形勢が変わりました。
ドルフィンズが4連勝で最下位を脱出し、ペイトリオッツと並び、逆にビルズはシーズン開幕の勢いはどこへやら。4連敗でとうとう単独最下位に転落です(T_T)

そして次週もペイトリオッツがドルフィンズへのリベンジに挑みます。ジェッツの相手も無敵のタイタンズで、負ければどちらかに首位に並ばれます。
ホンマ最後まで予想不可能なシーズンとなりました。

▼次週のAFC東:Week12
・ジェッツ vs タイタンズ
→「常勝軍団」の次は「無敵艦隊」と非常にキツイ連戦。
   しかし、ここで勝てばプレイオフ進出は間違いなしか?

・ペイトリオッツvsドルフィンズ
→AFC東シリーズ(勝手に命名)第5戦はWeek3でドルフィンズが大勝したこのカード。
  しかし今のペイトリオッツはキャッセルの急成長で以前とは別のチームです。

・ビルズ vs チーフス
→AFC東の他3チームは勝利しているチーフスが相手。ここで勝てねばもう無理か?