メリー・苦しみます

現地クリスマスイブに行われたWeek16、ジェッツにとっては消化試合でも、対戦相手のチャージャーズはプレーオフ出場を賭けた重要な試合となりました。

とはいっても、おいそれと負けるわけには行きません。

この試合、ジェッツはいきなり奇襲攻撃を仕掛けて本気を見せますが、結果は如何に?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

2017年 12月 24日

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

チャージャーズ

0

7

7

0

14

ジェッツ

0

0

7

0

7

 

オフェンス

驚きのオープニング・オンサイドキックに成功し、ここで得点できれば一気にモメンタムを掴んでいたものの、QB#09″ブライス・ペティ”の実力では勝利はあり得ません。

ファーストドライブにてWR#11″ロビー・アンダーソン”へロングパスTDを決めたと思ったら、これはオフェンスのパス・インターフェアランスで無効となり、結局パント。

 

その後、ペティのパスはだいたいオーバースローかショートして、パスがレシーバーの胸元にいくのが珍しいぐらい悪質なコントロールを見せます。はっきり言うと他のチームのバックアップ以下の能力です。

7点取ってますが、これはRB#29″ビラル・パウェル”の57yd TDランのおかげであり、ペティはFGレンジすら入っていません。

ペティのスタッツはパス 15/28yd、119yd、0TD、1INT、レーティング49.6。

先週のレーティングが49.0で、2試合先発してレーティングが平均50以下という近年まれにみる最悪のQBとなりました。

ディフェンス

DE#96″モハメド・ウィルカーソン”のチームとの亀裂が深まり、とうとうベンチで普通のパーカー姿。

しかし、D#陣のサックは0回のものの、QB#17″フィリップ・リバーズ”をパスラッシュでガンガン追い込んで、パスミスを誘発させ、さらにインテンショナル・グラウンディングをさせる好調ぶりを見せました。

ちょいちょいRB#28″メルヴィン・ゴードン”に走られてラン81ydを許しましたが、今のチャージャーズ相手に14点に抑えたのは合格点でしょう。

 

SS#33″ジャマール・アダムズ”は7タックルと活躍しましたが、エンドゾーンでTE#85″アントニオ・ゲイツ”に当たり負けしてTDを許すなど、先週に続きフィジカルの弱さが見られます。

 

CB#21″モーリス・クレイボーン”はWR#13″キーナン・アレン”にパスを許すシーンがあるものの、まだマシなパフォーマンス。

クレイボーンがシーズン序盤は良かったのに最近ダメになった理由は、どうやら足を負傷した事を境に変わってしまったようです。

元カウボーイズのドラ1ながらBUSTになったのはケガの多さが理由であり、今シーズンは大きな負傷は無いものの、まだケガに悩まされているようです。

スペシャルチーム

オープニングから絶妙なオンサイドキックを成功させました。今回はそれだけですね。

あとはペティがヘボいせいで、P#04″ラック・エドワーズ”がパントを9回も蹴るはめになりました。ご苦労さん。

総評

ペティに関しては2シーズンで数回の先発がありましたが、常に結果は最悪。プレシーズンのパフォーマンスはどこへやら、実戦では使い物になりません。

カレッジでは一定の評価を得たと聞いていますので、プロのパフォーマンスについていけないのか?それともペティは負傷が多く、昨シーズンは挟まれる形でサックを食らうという恐怖映像もありましたので、もはや体も心も壊れてしまっているのか?

もうチームはペティにこだわらず、1回ぐらいQB”クリスチャン・ハッケンバーグ”を実戦投入すべきだと思います。

まぁ、来週の相手はパッツなんですけど、シーズン最後の試合ぐらい、何か見どころが欲しいところですね。