大いなる喪失

突如、舞い込んだ悲報です。

アメフト専門誌「TOWCHDOWN(タッチダウン)」を創刊者かつ、長年G+のNFL解説に携わってきた後藤完夫さんがお亡くなりになりました。

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後藤完夫(75)氏、死去。

後藤さんは最近はめっきりG+の解説で見ないと思っていましたが、近年は体調を崩されていたようで、2018年4月9日に東京都新宿区内の病院でお亡くなりになりました。75歳だったとの事です。

 

後藤さんは1960年、慶應義塾高等学校にて友達に誘われアメリカンフットボールを始めてその魅力にとりつかれ、慶應義塾大学へ進学後もプレーし続けました。ポジションはRBだったとの事です。

大学を卒業後は一般企業に就職するも、アメリカンフットボールの魅力を日本に広めたい思いで1970年にアメフト専門誌「TOWCHDOWN」を創刊。

当初は苦戦するも、徐々にアメリカンフットボールの認知度が広まり、教育テレビで始まったNFL番組「全米フットボール」の解説を担当。つまり、日本のアメリカンフットボール解説の第一人者でした。

 

1989年にモンタナ人気により巻き起こったNFLブームにより、NFLを専門とした「TOWCHDOWN NFL」(現在「TOWCHDOWN PRO」/ TOWCHDOWNと共に休刊中)を創刊。

NHKと日本テレビ系のNFL番組で解説も務め、長年に渡りNFLファンに親しまれてきました。

 

 

オードリーが入る前のNFL倶楽部のレギュラーもつとめ、G+で試合を解説する姿は非常に温和で、ニコニコしながら丁寧かつ独自の情報や理論も交えつつも、分かりやすく的確でした。

そして、心から試合を楽しんでいる姿が視聴者にも伝わる素晴らしい人でした。好きな解説者だっただけに非情に残念です。

 

いちNFLファンとしてご冥福をお祈りいたします。
そして、ありがとうございました。

後藤完夫 ごとうさだお オードリー