これが実力の差

もはやシーズンエンドの状況で迎えた怨敵ペイトリオッツ戦。

加えてQBはルーキー”サム・ダーノルド”ではなく、”ジョシュ・マッカウン”という、輪に賭けて盛り上がりに欠ける試合となりました。

両者の力の差は歴然ですが、ここで一矢報いる事ができるのか?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

GAME CENTER(NFL.com)

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ペイトリオッツ

7

3

10

7

27

ジェッツ

7

3

3

0

13

オフェンス

予想外なことに先制のTDをあげたのはジェッツ。

QB”ジョシュ・マッカウン”は、ランを併用しつつプレーアクションで右に左へロールアウトしてリズムを作ります。

さらに驚きのラフティング・ザ・パサーの反則も手伝って、最後はWR”ジャーメイン・カース”へTDパスをヒットさせます。

 

調子のいいマッカウンに勝利を期待しますが、この後はオフェンスが停滞。

WR”ロビー・アンダーソン”へロングパスTDを狙うも、アンダーソンをカバーしていたS”スティーブン・ギルモア”にINTされます。

かつ、後半からペイトリオッツD#はブリッツを調整したのか、C”スペンサー・ロングなどOLのお漏らしでマッカウンはプレッシャーにさらされ、後半はFG1本で終わりました。

 

マッカウンのスタッツは、パス26/45回276yd、1TD、1INT。

明らかに前回よりは調子が良かっただけに残念。

WR”クインシー・エヌンワ”やWR”ジャーメイン・カース”に加えて、ドラ4のルーキーTE”クリストファー・ハーンドン”が7レシーブとTEがレシーブ回数トップになったのはTE”ダスティン・ケラー”以降、エースTEが長年さだまらないジェッツにとっては朗報です。

 

ランに関してはRB”アイゼア・クロウェル”が1stDownを獲得するシーンがあるものの6回30ydと物足りない状況。

マッカウンが25ydも走り、老体にムチを打って頑張る姿が印象的でした。

ディフェンス

前半は奮闘したジェッツD#ですが、後半からランで走られまくってペイトリオッツにラン200yd以上を走られ撃沈。明らかに前半のうちに弱点を見抜かれて後半からランブロックに調整を加えてきました。

DLの3人は役に立たず、ランストップの要であるLB”ダロン・リー”がFBに抑えられ、てんやわんや。

QB”トム・ブレイディ”にはゾーンの穴を狙われて、大量失点はしないもののモメンタムを完全に渡してしまい、2ポゼッション差をつけられた時点で試合終了でした。

 

ブレイディのスタッツは、パス20/31回283yd獲得2TD、0INT。ジェッツD#がプレッシャーをかけますが0サックに終わったのも痛いところです。

 

S”ジャマール・アダムス”がTE”ロブ・グロンコウスキー”やWR”ジュリア・エデルマン”に飛びついてレシーブを阻止しランストップにも貢献する活躍を見せて、プロボウル選出へ1歩近づいた感があるのが救いです。

 

やはり、前半で集めたデータから後半はO#もD#も作戦を変えてくるところが、天才ベリチックとアホボウルズとの差です。
(酷い!∑(゜ Д゜))

スペシャルチーム

またも前半終了間際にK”ジェイソン・マイヤーズ”が55ydのFGトライをさせるムチャ振りに応えて、これを決めます。

今回もすべてのキックを入れており、来年もチームに居てくれるかどうか不安になってきました。

もう無理に決めなくていいんだよ・・

総評

前半はペイトリオッツの反則祭りに救われて互角の展開を見せましたが、後半から走られまくって手が付けられませんでした。

そして、ブレイディ様はNFLキャリアでトータル79416ydを投げて、ペイトン・マニングを超える獲得ヤード記録を作りました!!
(o’д’)ノ☆゚*。Congratu★lations。*゚☆ヽ(‘д’o)

※ドリュー・ブリーズが達成したパス獲得ヤード記録は、レギュラーシーズンのみの累計。

加えて、ラン996ヤードを加えるとブレイディはNFL初の80000ヤード以上獲得プレーヤーになったのです!!

 

ラン獲得ヤードといえば、鈍足ブレイディ様が今シーズンの目標としているラン1000yd越えの野望はどうなったかというと、この試合はラン-1ヤードで阻止!

ジェッツは試合に負けてブレイディに勝ったのです!
ヘ(゜∀゜*)ノ

 

・・・というか、ラン1000ydよりも、ノーマークだったNFL記録をシレっと作られるとはなんたる屈辱。

逃げるは恥だが、負けも記録を作られるのも恥。トッド・ボウルズの解雇、はよ!