最近のは良く知らない
こんにちハーゲンダッツ、放談の時間です。
不定期に梅雨の時期にUPする「梅雨はマンガだ」のコーナーです。梅雨はゴロゴロしてマンガでも読みましょうという趣旨なのですが、近年はマンガ雑誌や単行本を全く買っておりません。それでもやります。
・過去の回
リンク:2015年7月18日放談:梅雨はマンガだ3
リンク:2013年6月25日放談:梅雨はマンガだ2
リンク:2012年7月14日放談:梅雨はマンガだ
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ラストイニング(原作:神尾龍、監修:加藤潔、作画:中原裕)
最近マンガは買わなくなりましたが「マンガワン」というアプリの「全巻一気読み」というコーナーで、面白そうなのは一気に読んでしまう事をやっています。
なぜマンガを全巻タダで読ませるのか趣旨が分かりませんが、助かります。
そこで見つけた作品が「ラストイニング」。高校野球の話ですが、主人公が監督で かなり面白い作品です。
凄腕セールスマン鳩ヶ谷圭輔、通称「ポッポ」が、母校であり野球部が潰される一歩手前の彩珠学院高校、通称「采学(サイガク)」の野球部監督を引き受けます。
セールスマンで培った人を掌握する力はさながら、高校時代にキャッチャーだったとはいえ、野球に恐ろしく詳しく、データや心理学を駆使して全国制覇を目指すストーリー。
なぜポッポが対戦相手を支配するほど野球に詳しいのかは、ストーリーの中盤で明らかになるとして、問題のある生徒たちの性格や能力を駆使して勝つところは、実社会のリーダシップの勉強になります。
あと、野球に関する細かいマメ知識をふんだんに盛り込んでいるので、読むと野球に対する見方が変わるでしょう。配球の組み立ての細かさに、「マジでこんなこと考えて投げてるのか?」と思います。
かもめ☆チャンス(玉井 雪雄)
嫁に逃げられ子供を一人を抱えるさえない信金勤めのサラリーマンが、ひょんな事から自転車レースの影武者をやるハメになります。
自転車の素人が仕方なしやることになった自転車競技でしたが、練習とレースを重ねるうちに成長していくという、よくあるスポコンです。しかし、展開やテンポが良くて読みだしたら止まりません。
自転車マンガといえば以前に紹介した「弱虫ペダル」が有名ですが、こちらは青年漫画らしく人生の苦難も描いております。
信金勤めのスポコンという点では以前に紹介した「太郎」にも似ています。社会人からスポーツで開花するなら信金勤めがいいのでしょうか?
はじめの一歩(森川ジョージ)
説明不要のボクシングマンガの金字塔。これは唯一、毎週コンビニでこれだけ読んでしまいます。
現時点で117巻まであり、話が続くストーリーものとしては最長の長さを誇りますが、「一歩の試合」→「ギャグ回」→「脇役の試合」の繰り返しで、ストーリーの進展が非常に遅い!作者の急病による突然の休載が多いのも手伝っているのでしょう。
それでも最近は、一歩 2度目の敗戦に パンチドランカー疑惑 と新たな展開を加えつつ、80巻分ぐらいは悩んでいた必殺技「デンプシーロール」の弱点問題にやっと終止符を打って、新型デンプシーロールがさく裂する時が来ました!!
・・・と、思ったら今週も休載という、達人ならではの引っ張りを見せております。
しかしながら、試合のシーンでの描写は常に進化をしており、凄いダッシュの時は足の裏から謎の物体が剥がれ落ちたり、突然の見開き2ページを使って真っ白の背景でパンチの凄さを表現したり、他では見られない描写を見せております。
総評
今回はスポーツばかりでまとめましたが、基本的に古いスポコンマンガが好きなので仕方ないです。
それにしても最近のマンガは、グロいデスゲーム系が多く、ありえない巨乳女子が頻繁に出てきますね。
売れるための方向性だけ書いてで、作者の趣旨が見えないものが多いように思えます。