やはり観客は必要

2021年4月11日(日本時間)に開催されたプロレス業界のスーパーボウル「レッスルマニア」。

この大会でWWEは実に1年1か月ぶりに観客を入れての興行を行いました。

NFLでも同年2月のスーパーボウルで既にかなり観客を入れて開催しましたが、WWEではどのくらいの規模だったのか確認してみましょう。

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レッスルマニア、スーパーボウルと同会場「レイモンド・ジェームス・スタジアム」で開催

特筆すべきは、今年のレッスルマニアは2か月前にスーパーボウルを開催した「レイモンド・ジェームス・スタジアム」で行われました。

本当は1年前にこのスタジアムで開催する予定だったのですが、コロナ禍に入ったためスタジアムでの開催を1年延期したのです。

 

観客を比較するために、まず2021年2月に開催されたスーパーボウル55の観客の様子をご覧ください。

観客スーパーボウル

観客スーパーボウル

 

満席に見えて、実は観客に見えるボードを客席においてソーシャルディスタンスを取っており、発表された観客数は

24835人

となっております。

前回、同会場で2009年に行われたスーパーボウル43の観客数は70774人なので、1/3近くに観客を減らした事になります。

参考記事:

CHALLENGER コロナ感染拡大で不安を抱えながら開幕したNFL2020シーズンも、とうとう最終決戦のスーパーボウルに到達。 史上最高のQB”トム・ブレイディ”が率いる新生

 

今回開催されたレッスルマニア37の様子がこちら。

 

2日間に分けて開催され、両日ともかなりの観客数を入れているように見えて、観客数は公式発表で1日目・2日目とも

25,675人

となっており、スーパーボウルより圧倒的に多いように見えて、実は1000人弱の増加しかありません。

 

今回のレッスルマニア、いつもは全客席を明るくするところ、リングサイド以外はかなり照明を暗くしています。

これはプロレスでよくある手法で、ガラガラの客席を見せるとTVの視聴者の印象が悪くなるので、照明を消したり黒い幕を張ったりするのです。

写真を見直すと、リングサイドは密ですが後ろのスタンド席はスーパーボウルと同様に人型のボードを置いて観客の距離を取っています。

 

今後のWWEは客を入れるわけでなく、「サンダードーム」でのオンライン興行を続けるようで、コロナ禍から完全復活したように見えて、以前の状態には遠い状況です。

参考記事:

新たな時代に爪跡残す、それがWWEだ! 2020年2月頃に中国・武漢から始まったコロナウィルスのパンデミックは、「夏には終息するだろう」という予想を覆し、8月後半の未だ猛威を振る

 

まだまだ完全に観客を入れての興業は難しい現状。

コロナも早く根絶して、ペストや結核などの過去の病気になる未来に期待しています。

おまけ:レッスルマニア37 ハイライト

1日目:

2日目:

結果まとめサイト:

https://aozora-pwresult.com/archives/45264