今年も~ジェッツはいません~♪

今年もやります、初心者に優しい適当プレーオフ出場チーム分析。

AFCとNFCの前後半に分けてお送りいたします。

・NFC編はこちら↓

NFCはどない? AFC編に続いてNFC編です。 ・AFC編はこちら↓ https://jets94.com/1964540/ NFCで大注目は、やはりライオンズ。あの

雑な内容なので、間違いがあればごめんなさい。

 

注目は、なんと言っても昨シーズンの第6シードから第1シードに舞い戻ったレイブンズでしょう。

今回は”ラマー・ジャクソン”が健在であり、いよいよスーパーボウル制覇の臭いがしてきました。

 

王者チーフスはシーズン終盤の不協和音が気になるところですね。

それでは、

激戦を勝ち抜いたAFCの勇者達よ、デテクイヤ!

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第1シード:ボルティモア・レイブンズ

(1回戦免除)

ラマー・ジャクソンの集大成

レイブンズが2019年シーズン以来の第1シードからスーパーボウル制覇を狙う。

昨シーズンは負傷により終盤から欠場した”ラマー・ジャクソン”が、今回は健在であるのが大きな強みであろう。

 

契約に時間がかかったものの、チームが彼を信じて当時最高額の契約を結んだ恩に見事に応えたのだ。

ラマー・ジャクソン
何かした? 先日、イーグルスQB”ジェイレン・ハーツ”がNFL過去最高の年棒記録を更新したニュースをお届けしました。 https://jets94.com/1892760/

 

 

オフェンスの特徴はリーグ1位のランアタック。

ラマー・ジャクソンがパスを通している映像を良く見るが、実はパス回数と成功率はリーグの底辺であり、反面ランは回数と獲得ヤードがリーグ1位という極端なオフェンスである。

 

チームのラン獲得ヤード1位のQB”ラマー・ジャクソン”と同期(ドラフト外)のRB”ガス・エドワーズ”を中心としたランアタックはバリエーションが多く、そこに2023年ドラ1(全体22位)WR”ゼイ・フラワーズ”へのロングパスを交えて、ロングゲインを狙う。

 

しかしながら、本来のエースRB”J.K・ドビンズ”を開幕戦で失い、さらに12月にドラフト外ルーキーRB”キートン・ミッチェル”がシーズンエンドし、RB層がかなり薄くなった。

 

元プロボウラーRB”メルビン・ゴードン”で穴埋めを行うも、それでも足りないと判断し、プレーオフ直前に元ジェッツのRB”ダルビン・クック”を獲得するというランオフェンスへの徹底ぶりは凄まじい。

 

しかし、真の強みは総合力1位のディフェンス。

あらゆるスタッツがリーグ上位に加えてサック数とターンオーバー数がリーグ1位という、攻めのディフェンスである。

 

パスラッシュの中心はDT”ジャスティン・マダビケ”に加えて、2014年ドラフトにてテキサンズに全体1位で獲得されたOLB”ジャデべオン・クラウニー”。

さらにペイトリオッツで2度のSB制覇に貢献したMLB”カイル・バンノイ”とタレントが豪華。

 

DB陣ではS”ジーノ・ストーン”に、10年に一人の逸材と言われる2022年ドラ1(全体12位)のS”カイル・ハミルトン”がINTを量産している。

 

手術で序盤は離脱するも復帰したベテランCB”マーロン・ハンフリー”の存在も心強い。

 

これに加えてキックの神ことK”ジャスティン・タッカー”の長距離砲も備えており、死角はなし!

 

ちなみに、ラマー・ジャクソンはカレッジ時代にハインズマン賞を受賞しているが、この賞を受賞したQBがスーパーボウルを制覇したのが、1980年代のジム・ブランケットが最後であるぐらい、呪われた賞になっている。

 

久々にハインズマン賞QBがスーパーボウルを制覇する事に期待がかかる。

第2シード:バッファロー・ビルズ

 

(1回戦はスティーラーズと対戦)

逆転地区優勝はダテじゃない!

シーズン序盤からCB”トレデビス・ホワイト”やLB”マット・ミラノ”など相次ぐ主力の負傷に加えて、シーズン中盤から復帰したLB”ボン・ミラー”は家庭内暴力事件でてんやわんや。

 

しかし、BYE WEEKをあけてから5連勝し、最終決戦でドルフィンズを倒して逆転地区優勝を見せて、今がノリノリのビルズ。

この勢いでプレーオフを勝ち抜き、久しぶりのスーパーボウルに到達したいところだろう。
(スーパーボウルで勝てるかどうかは知らんけど)

 

 

オフェンスの特徴はなんと言ってもビルズを変えた男 QB”ジョシュ・アレン”。

4シーズン連続でランとパス合計40TD越えはリーグ史上初の快挙であり、QBの通算50TDランは史上2位と記録ずくめ。

 

ホットラインを組むWR”ステフォン・ディグス”はシーズン終盤に成績を落すものの、最終戦では7レシーブ84yd獲得と復活し、プレーオフへの期待も高まる。

 

その他WR”ゲーブ・デービス”、2023年ドラフト1巡TE”ダルトン・キンケイド”、2022年ドラフト5巡WR”カリル・シャキール”とレシーバーは豊富。

 

ランはこれまでアレンのQBランばかりが目立っていたが、今シーズンは2022年ドラフト1巡で獲得したRB”ジェームズ・クック”が頭角を現して、ラン1000yd越えを達成し、これまでのビルズの欠点をカバーする。

ちなみに、兄のRB”ダルビン・クック”は12月にジェッツからレイブンズへ移籍した。

 

ディフェンスも強力で、サック数、インターセプト数、ターンオーバー発生数はリーグTOPクラス。

DT”エド・オリバー”、DE”レナード・フロイド”を中心とした強烈なパスラッシュが特徴だ。

 

DB陣はCB”ラスル・ダグラス”がインターセプトを量産。ベテランS”ジョーダン・ポイヤー”とS”マイカ・ハイド”が最後尾を守る。

 

近年、プレーオフの常連であるがチーフスに幾度も敗北し、昨シーズンはベンガルズにホームで予想外の敗北を喫する。

これはどっちのホームだろうか・・ ディビジョナルプレーオフ3試合目はAFCの優勝候補が激突。 近年は毎年プレーオフに出場するもののスーパーボウルに届かないビルズと、昨シーズンは

 

1回戦で対戦するスティーラーズは、QBに不安がある上に最終戦でOLB”T.J・ワット”が負傷しており、かなりビルズが有利と思えるが油断はできないだろう。

第3シード:カンザスシティ・チーフス

 

(1回戦はドルフィンズと対戦)

テイラー・スイフトにささげよ!2連覇のリングを!

王者ながら今シーズンの話題は、ほぼTE”トラビス・ケルシー”との熱愛が発覚した”テイラー・スイフト”にもっていかれたチーフス。

 

それはさておき、今シーズンはミスによる惜敗が目立ち、勝ち運に見放されている感があるものの、きっちりAFC西で地区優勝を果たし地区8連覇で盤石ぶりを見せる。

 

チーフスといえばQB”パトリック・マホームズ”がけん引するパスオフェンスというイメージだが、今シーズンはいつもより成績を下げている。

 

加えて昨シーズン、スーパーボウル制覇に貢献したRB”アイザイア・パチェコ”の負傷もあり、ランオフェンスもダウンでオフェンス全体の威力が減退している。

 

シーズン終盤に勝てる試合をWR”マルケス=バルデス・スキャトリング”の落球や、WR”カダリアス・トニー”の反則で潰し、マホームズやケルシーのフラストレーションは隠し切れない。

WR陣のテコ入れに”メコール・ハードマン”をジェッツから呼び戻すも、成績はそれほど伸びてはいない。

 

しかしながら、その分ディフェンス陣の活躍が素晴らしく、1試合21点以上の失点が無い。

インターセプト数とターンオーバー発生数は少ないものの、総合的に全てリーグ上位である。

 

パスラッシュはDE”ジョージ・カーラフティス”とDE”クリス・ジョーンズ”がサックを量産。

DB陣ではCB”ラジャリアス・スニード”の14パスディフェンス、2INTが光っている。

 

キッカー”ハリソン・バトカー”のFG成功率94%も心強いだろう。

 

1回戦はドルフィンズと対戦。

ドルフィンズには、かつてマホームズとリーグ屈指のホットラインを組んでいたWR”タイリーク・ヒル”が居るので、感慨深い試合になるだろう。

 

果たしてケルシーは、テイラー・スイフトに婚約指輪代わりのスーパーボウルリングを捧げられるのか?

個人的には「失敗しろ」という、やっかみ しかない。
!∑(゜ Д゜)

第4シード:ヒューストン・テキサンズ

(1回戦はブラウンズと対戦)

俺がストラウドだ!

近年は、LB”J.J・ワット”やWR”ディアンドレ・ホプキンス”などの相次ぐ主力の離脱に加えて、QB”デショーン・ワトソン”と確執が生まれるなど暗い話題しかなかったテキサンズだが、ワトソンをブラウンズへトレードする代償に豊富なドラフトPICKを得てチームを再建。

 

2023年ドラフト全体2位でQB”C.J・ストラウド”、全体3位DE”ウィル・アンダーソンJr”という怒涛のPICKにより再建に成功し、最終週でコルツ・ジャガーズとの3つ巴の決戦を制して地区優勝を奪った。

 

特徴はなんと言ってもQB”C.J・ストラウド”の強肩だろう。

ルーキーながらパス獲得ヤードはTOP10に入り、ホットラインを組むWR”ニコ・コリンズ”も獲得ヤード数とTDレシーブ数でTOP10に入る。

 

加えて、インターセプトとターンオーバー数が少ない堅実さは強みだろう。

 

しかし、ランに関しては元ビルズのRB”デビン・シングレタリー”が主力となるので、言わずもなが弱い事がネックとなる。

 

ディフェンスではCB”デレク・スティングリーJr”がインターセプトを量産。

ディフェンス力は中堅クラス。被TDパス数はリーグ1少ないものの被TDラン数が多く、オフェンスもディフェンスもランが弱いと見える。

 

スペシャルチームはFGの成功率が高く、キック・オフ・リターンの平均距離がリーグ1位であるので、ここに突破口を見出したいところ。

 

 

1回戦ではなんと、反逆者QB”デショーン・ワトソン”を好条件で引き取ってもらった大きな恩があるブラウンズと対戦。

しかし、そのワトソン本人は負傷により既にシーズンエンドしているので、残念ながら会うことは出来ない。
(会いたくないだろうけど)

 

「チームを再建させてもらった上に、プレーオフで踏み台になってくれるなんて、ブラウンズは素晴らしいチームだ!」

と、テキサンズファンは思っているかもしれないが、油断していると痛い目に合うかもしれない。

第5シード:クリーブランド・ブラウンズ

(1回戦はテキサンズと対戦)

ジョー・フラッコ再び

やっと大枚をはたいて獲得したQB”デショーン・ワトソン”が開幕戦から出場できる期待のシーズンだったのだが、ワトソンは11月のレイブンズ戦で勝利と引き換えに肩の負傷を理由に痛恨のシーズンエンド。

 

その後、2名のバックアップでつなぐも相次いで負傷し、12月にどことも契約していなかった、かつてレイブンズでスーパーボウル制覇したQB”ジョー・フラッコ”と契約。

 

フラッコはチーム力に支えられながらも連勝を重ねて、ブラウンズのプレーオフ出場に大きく貢献したのだ。

ちなみに4人も先発QBを交代してプレーオフに出場したチームは初らしい。

 

 

ブラウンズのオフェンスは、プロボウルラーTE”デビット・ジョク”やWR”アマリ・クーパー”などタレント力が生命線となる。

 

エースRB”ニック・チャブ”の負傷離脱を、RB”ジェローム・フロイド”やRB”カリーム・ハント”がカバーしているのだが、ブラウンズのオフェンスは被インターセプト数とターンオーバー数がリーグで1番多く、ボールセキュリティが最弱という致命的な問題を抱えている。

 

しかし、ブラウンズの特筆すべきはディフェンスのほうであり、ターンオーバーが多いオフェンスをインターセプト数とターンオーバー発生数がリーグ上位のディフェンスが帳消しにしていると言える。

 

レッドゾーンD#に弱い欠点があるものの、3rdDownと4thDownギャンブル阻止率もリーグ1位である。

 

特徴はDE”マイルズ・ギャレッド”の強烈なパスラッシュを起点に、ミスを誘いターンオーバーを生み出す。

 

名前が大変覚えにくいLB”ジェレミア・オウス・コラモア”(Jeremiah・Owusu-Koramoah)を中心に、CB”マーティン・エマーソン”が今シーズンはインターセプトを量産。

その他、CB”デンゼル・ウォード”やCB”グレッグ・ニューサム二世”といった強力なCB陣が魅力的だ。

 

さらにK”ダスティン・ホプキンス”のFG成功率は約92%をほこり、今シーズン50yd以上のFGを外していない。

 

二重人格と思えるほどパフォーマンスの波が激しい”ジョー・フラッコ”に不安があるものの、それを支える戦力は十分に兼ね備えており、フラッコのスーパーボウルを制覇している経験は心強いだろう。

 

1回戦の相手は”デショーン・ワトソン”のトレード元であるテキサンズというのも、運命的なものを感じる。

 

フラッコ2度目のスーパーボウル制覇、あると思います!

第6シード:マイアミ・ドルフィンズ

(1回戦はチーフスと対戦)

近年最強の攻撃イルカ

昨シーズンはQB”トゥア・タゴバイロア”が2度の脳震とうが問題となったが、今シーズンは大きな負傷無く1シーズンを投げ切って早々にプレーオフ出場を確定させた。

 

WR”タイリーク・ヒル”は、惜しくもシーズン2000ydレシーブに届かなかったもののリーグNo1のレシーブ獲得ヤードを記録。
(しかし、最近家が燃える)

 

元ドラ1WR”ジェイレン・ワドル”もエース級の強さであり、ドルフィンズはパス獲得ヤード、レシーブ回数、得点力ともにリーグ1位である。

QB”トゥア・タゴバイロア”は脳震とう事件の影響からか接触を嫌い、サック数が増えるとコントロールが悪くなる弱点があるものの、このオフェンスは簡単には止まらない。

 

パスだけのチームかと思いきや、元49ersのエースRB”ラヒーム・モスタート”がラン1000yd以上獲得し、さらにドラフト3巡で獲得したRB”デボン・エイチェン”も活躍してTDラン数もリーグ1位であり、地上戦も強い。

 

 

ディフェンスはサック数が多く、DT”クリスチャン・ウィルキンス”やDE”ザック・シーラー”などの強力なパスラッシャーを有するが、シーズン終盤にOLB”ブラッドリー・チャッブ”が負傷によりシーズンエンド。

それより前にLB”ジェイレン・フィリップス”も負傷離脱しており、D#の中核が抜けている事が不安材料であろう。

 

DB陣にはシーズン中盤に復帰したCB”ジェイレン・ラムジー”が心強いであろう。

 

 

昨シーズンは第7シードからプレーオフに出場するもタゴバイロア不在で、ビルズと激突!

3rdQB”スカイラー・トンプソン”が予想外の活躍を見せるも、接戦の末に敗れた。

Top QB vs 3rd QB ワイルドカードプレーオフ第3戦はドルフィンズvsビルズの同地区対決。 しかし、ドルフィンズはQB”トゥア・タゴバイロア”が脳震とうプロコトル、

 

今回 1回戦で対戦するチーフスは言わずもがな王者、かつWR”タイリーク・ヒル”とホットラインを組んでいたマホームズのチームであることも注目であろう。

 

リーグ屈指の攻撃力を誇るイルカが、いよいよスーパーボウルを制覇するのか!?

第7シード:ピッツバーグ・スティーラーズ

(1回戦はビルズと対戦)

しぶとい鉄の軍団

何だかんだあってもHC”マイク・トムリン”は安定しており、17シーズン連続で勝ち越しでプレーオフに帰ってきた。

 

しかし、その道のりは非常に険しいものだった。

ロスリスバーガーの後継者である、2022年ドラフト1巡QB”ケニー・ピケット”が12月初旬の試合で足首を負傷し離脱し、代役のQB”ミッチ・トゥルビスキー”が苦戦。

危機を救ったのが見限られたと思われていたQB”メイソン・ルドルフ”であり、最終戦でレイブンズに勝利し、プレーオフにギリギリ生き残った。

 

今起こっている大問題は、サック王のLB”T.J・ワット”が最終戦でのMCL捻挫により、現時点で数週間の離脱が必要と報じられているところであろう。

 

 

オフェンスはもとよりパスに期待できず、ラン1000yd越えの2021年ドラフト1巡RB”ナジー・ハリス”のランアタックに頼る事になる。

 

ディフェンスはスタッツ上は大した事がないものの、TD阻止率やレッドゾーンD#が強く、曲がっても折れないディフェンスとなっている。

 

ちなみにドラフト2巡で獲得したCB”ジョーイ・ポーター Jr”はかつてスティーラーズで活躍したLB”ジョーイ・ポーター”の息子である。

 

1回戦の相手は被サック数がリーグ1少ないビルズであり、圧倒的サック数を稼いでいる“T.J・ワット”抜きでは かなり厳しい戦いになるだろう。

 

この不利すぎる状況をどうのりこえるのか、トムリンHCの手腕が問われる