ケガに始まり、ケガに終わる
長年、ジェッツの守備の中核であったLB”C.J・モズリー”が引退を発表しました。
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LB C.J・モズリー、11年のキャリアに幕
LB”C.J・モズリー”は2014年ドラフトにてレイブンズが1巡(全体14位)で獲得。
レイブンズ時代の5年間はプロボウルに選出されるなど華々しい活躍をし、2019年にジェッツと5年総額85Mの大型契約しました。
ちなみにこの年にジェッツはRB”レべオン・ベル”とも契約し、元AFC北の攻守2大タレントがジェッツに来るということでメチャクチャ盛り上がった年でもありました。
(結果は知っての通り)
そして、2019年の開幕戦、モズリーはその実力を発揮!
鉄壁の守備は当然として、インターセプトを決め、さらにTDパスをボールを見ずにカットするなど、人間離れしたトンデモナイ身体能力を見せました。
しかし、第4Qに鼠径部を負傷してサイドラインに引っ込み、
そのままシーズンエンド!
(TωT)
次の2020年シーズンはコロナによるオプトアウトで1シーズンまるごと欠場。
つまり獲得してから丸2年はほぼプレーしませんでした。
(TωT)
しかし、2021年シーズンはHC”ロバート・サラー”の元で復活。
2022年はCB”ソース・ガードナー”やウィリアムス兄弟の働きもありジェッツのディフェンスは向上して、モズリーはプロボウルに選出されました。
しかし、シーズンを追うごとにパフォーマンスが落ちる傾向や2024年は負傷により結果4試合の出場のみとなりました。
毎週「次の試合は復活するかも!」という事前情報が流れて、結局は欠場という「出る出る詐欺」にうんざりした思い出が色濃く残ります。
後任のLB”ジャミアン・シャーウッド”が頭角を表し、は2025年3月にジェッツはモズリーをリリースし、この度は引退を発表したのです。
総評
調子のいい時は、すんごい反射神経でRBの前に飛びこんで真正面からぶち当たって止める、まさに獲物を狩る虎のようなプレーを見せてくれましたが、ほぼ2年のブランクで体力が低下したのか、シーズンが進むごとに精細さを欠く印象がありました。
やはり衝撃だったのが期待の開幕戦でのシーズンエンド、もうロジャースと同じですよ。
(´・ω・`)
ジェッツに来たのが運の尽きだったのか、QB”ザック・ウィルソン”時代はオフェンスの時間が早く終わって ディフェンスにばかり負荷がかかるチームだったので、そこも可哀そうでした。
何にせよ、長い間、お疲れさまでした!