ジェッツファンにはお年玉だ!

今年最後かつ、遅れたニュースになりましたが、念願のHC”トッド・ボウルズ”解雇が発表されました!

これでジェッツの暗黒時代が終わるのか!

[SPONSORED LINK]

ジェッツHC”トッド・ボウルズ”、3年連続地区最下位で解雇

2018年のレギュラーシーズンの最終戦、コルツvsタイタンズ戦の終了後に、ジェッツCEOの”クリストファー・ジョンソン”から待ちに待ったHC”トッド・ボウルズ”解雇の発表がありました。

「この4年間、ニューヨーク・ジェッツに貢献してくれたボウルズコーチに感謝します。」

「慎重に状況を評価した後、これが組織にとって正しい方向であると決めました。」

「トッド、タネカ(嫁の名前)、そして彼らの家族の健闘を祈る」

[チェアマン・CEO クリストファー・ジョンソン(ジェッツのオーナー、ウッディ・ジョンソンの兄弟)]

 

実は最終戦の後にボウルズを解雇することは、数週間前から決まっていたらしく、関係者にとっては驚きでも何でもない事でした。

 

ボウルズとは昨シーズン、謎の2年契約延長がありましたが、NFLではそんな契約はあって無いようなものです。

ジェッツ HC トッド・ボウルズ mike-maccagnan-todd-bowle
なぜ? 「来シーズンのHCは誰かな~」と来るべき新体制にワクワクしていた今日この頃、ショッキングなニュースが飛び込んでまいりました。

 

ちなみに、”トッド・ボウルズ”と同時期にジェッツに入り、同じく2年契約延長があったGM”マイク・マッカグナン”はジェッツに残留します。

トッド・ボウルズとは?

ここでボウルズのジェッツでの経緯をおさらい。

HC”トッド・ボウルズ”は、元カーディナルスのDCでHC”ブルース・アリアンズ”の元で攻撃的なD#を評価され、2015年に元HC”レックス・ライアン”の後を継いで、ジェッツのHCに就任しました。

 

この2015年というのが難解なシーズンで、まず開幕前に先発QB”ジーノ・スミス”が同僚にアゴを殴られ骨折し、ジェッツの開幕先発QBの座を今では「先発殺し」の異名を持つQB”ライアン・フィッツパトリック”に奪われます。

これは悲報か朗報か・・デプスチャートが出たので、その記事を書こうと思った矢先に衝撃すぎるニュースが飛び込んできました。QB"ジーノ・スミス"がアゴを骨折し、なんと6~10週間の欠場

 

この「フィッツパトリックおじさん」が、ご存知の通りのクセモノで、シーズン後半にヒゲを剃ったら怒涛の快進撃が始まり、球団のシーズンTDパス数の記録を塗り替える勢いで10勝し、最終戦のビルズ戦に勝利したらプレーオフ出場の状況まで来ました。

この時のビルズのHCが元ジェッツのHCである”レックス・ライアン”という、超因縁対決。

本来、戦力的にジェッツの勝利と予想されていたにも関わらず、”レックス・ライアン”の作戦の元にジェッツO#は無力化され、衝撃の敗北。

悲しいけどこれ戦争なのよねいよいよ勝てば5年ぶりのプレーオフ出場の最終週。相手は、昨シーズンまでJETSを率いていた"レックス・ライアン"のビルズ。OC"チャン・ゲイリー"とQB"

もはや周知事項ですが、「フィッツパトリックおじさん」のパフォーマンスは2年連続で継続できないので、2016年からHC”トッド・ボウルズ”の本当の手腕が問われるシーズンとなり、その結果がAFC東の3年連続地区最下位であります。

総評

ぶっちゃけ個人的には好きにはなれないHCでした。

前任の熱い”レックス・ライアン”とどうしても比較してしまうので、ボウルズのサイドラインでずっとムスっとして腕組みしてる姿が、面白く無さ過ぎました。

「練習中は熱く、試合中は静かなタイプ」という話も聞きましたが、それでも”レックス・ライアン”が放送禁止用語で選手を鼓舞したり、”マーク・サンチェス”のスローイングの練習に自らつきあって、サンチェスを棒でシバいている(ヒットされても投げる練習)ような熱い映像をボウルズには見た事がなく、ボウルズに熱意を感じた事はありません。

 

極めつけが、先ほど話に出した2015年最後のビルズ戦。

これに関して当時の選手が、「レックスは試合に対して常に周到に準備するが、ボウルズは何もしない」と発言したこともありました。

それが如実に表れたのが今シーズンの全敗中だったブラウンズに敗北した時。

ボウルズは、出場する可能性があった全体ドラ1QB”ベイカー・メイフィールド”に対して何も対策を立てていなかった事が話題になりました。

ジェッツ ジャマール アダムス ブラウンズ ベイカー・メイフィールド
ブラウンズを舐めてたな・・ 古傷をほじくりかえしてカラシを塗り込むような話題ですが、先の敗北したブラウンズ戦に関して元ドラ1S”ジャマール・アダムス”がジェッツの敗因について語り

 

4年もボウルズを見てきましたが、彼にHCの資質は無いと思います。

2015年に「フィッツパトリックおじさん」でたまたま勝ってしまったのが、ボウルズ体制を4年も引っ張ってしまった不幸の始まりでした。

「おじさん」はどれだけ罪作りなんだ。
( ̄Д ̄;;

次のHCは?

これに関しては、現在、さまざまな憶測が飛び交っています。

元49ersでスーパーボウル出場を果たし、現在はカレッジのコーチである”ジム・ハーボウ”が有力だという噂は、関係者が既に否定。

やはり、今シーズン中に解雇された元パッカーズのHC”マイク・マッカーシー”が有力であると言われています。

 

ジェッツのHCに関して調べてみると、なんと1998年の“ビル・パーセルズ”からずっとHCはD#畑です。

しかし近年は、ラムズのHCに元レッドスキンズOCの”ショーン・マクベイ”が就任し、QB”ジャレッド・ゴフ”を開花させ、今シーズンは元イーグルスのOC”フランク・ライク”がコルツのHCに就任して、QB”アンドリュー・ラック”を復活させプレーオフ進出を果たした流れからして、ジェッツに求められているのは、ダーノルドの能力を引き出すO#畑のHCなのです。

 

とにかくジェッツファンは、プレーオフを楽しみながら次のHCを品定めしましょう。

 

それでは最後に、トッド・ボウルズとお別れです!

WWE ステファニー・マクマホン

さよなーら、さよな~~ら、ヘイヘイ~、グッバ~~イ♪

(最後にWWEネタをぶち込んで、すみません。)