君はJ派?それともG派?

大都市ニューヨークのファンを2分するNYシリーズですが、両者ともに今シーズンの成績は底辺。

しかしながら、わざわざジェッツを応援してくれるNYファンの事を考えたら負けるわけにはいかないのです。

NYのプライドに賭けて、勝つのはどっちだ!?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジャイアンツ

 

0

13

14

0

27

ジェッツ

 

14

0

10

10

34

オフェンス

QB”サム・ダーノルド”がファーストドライブにて細かいパスで前進し、トドメは自らのTDランで先制。

次のシリーズでもWR”ジェイミソン・クラウダー”にTDパスを通し好調なドライブを見せます。

 

その後も一度は逆転を許すものの、WR”ロビー・アンダーソン”へのロングパスがパスインターフェアランスとなり、一気に33yd進んでTDドライブを演出し、勝利に貢献。

本日のスタッツは、パス19/30回230yd獲得、1TD。これまでと違い、特筆すべきがランであり、ラン3回25yd、1TDを記録しています。

 

ここにきてヨワヨワOLに慣れたのか、ポケットが崩れても走りながらパスを通したり、下半身を掴まれた状態からミドルパスを2~3回決めたり、スクランブルからロングゲインを稼ぐなど、逃げ方が上手くなりました。

 

WR”デマリアス・トーマス”とWR”ジェイミソン・クラウダー”が共に80yd以上を稼ぐ活躍。

しかし、RB”レベオン・ベル”は、ラン18回34yd(平均1.9yd)、1TDというマズい成績を残しました。

だんだんランが下手になっている気がします。スティーラーズ時代の1回停止してから一気に抜けるチェンジ・オブ・ペースの片りんはなく、パワーにもスピードにも特化していない、どこにでもいる中途半端なRBとなってしまいました。

ディフェンス

予定どおり”C.J・モズリー”はOUT。そろそろレイブンズにクーリングオフしてもいいんじゃないでしょうか。

 

試合の方は、S”ジャマール・アダムス”が完全復活!

2サックを記録し、RB”サクワン・バークリー”を封じるどころか大きくロスさせ、さらにQB”ダニエル・ジョーンズ”からボールを奪い取って、そのままTDを決めます。

まるで追いはぎ。こんなプレーは初めて見ました。

ジョーンズは今日だけで3ファンブル1ロストを記録しており、事前調査のとおりボールセキュリティーにかなり課題があるQBでした。

プレシーズンの時は「すげーQBが出てきたぞ!」と思ったのですが、今はそこまでの輝きはありません。

 

DB陣は、WR”ゴールデン・テイト”とWR”ダリウス・スレイトン”に見事にやられますが、パスラッシュが効いて、計6サックを記録。

LB”ジョーダン・ジェンキンス”が2サックを記録。かつ、サックは0ですがLB”ハーベイ・ランギ”が目立つ活躍をしております。

 

それよりもランストップが凄まじく、ジャイアンツのエースRB”サクワン・バークリー”をロスタックルしまくって、13キャリー1ydに抑えました。

そう、バークリーが前進したのがたった1ydです!

ジャイアンツのOL問題は、ジェッツよりも深刻です。

スペシャルチーム

K”サム・フィッケン”は54ydのFGを外すも、53ydを決めて FG成功率は2/3 と頑張る。

ST全体で特にミスはなく、勝利に貢献しました。

総評

相手も弱けりゃ勝つ!という当たり前の事ですが、30点以上をとり、さらに再逆転して勝利するという、久々に楽しいフットボールを堪能できました。

加えて、ダーノルドの足を使うプレーに磨きがかかり、成長が見られる事が収穫です。

 

2勝してドラ1から遠ざかりましたが、ジャイアンツに勝ちましたし、どうせドラ1とってもロクなPICKはできないので、ヨシとしましょう。

問題はドラ1よりも、ベル、モズリー、カリルの役立たずFAに大量のサラリーを費やしてしまった事ですね。今からキャップスペースの問題が頭をよぎります。

 

次の相手も不振のレッドスキンズ。ここにきて初の2連勝なるか!?