第3Q

なんとか逆転の糸口を見つけたいチーフス。負傷のためプレーオフは活躍していなかったドラ1RB”クライド・エドワーズ=エレア”の26ydランで敵陣に入るも、WR”メコール・ハードマン”やTE”トラビス・ケルシー”がスリップする足場の悪さで攻めきれず、FGに終わる。

チーフス 9-21 バッカニアーズ

 

これ以上は失点を許せないチーフスディフェンス。しかし、ブレイディのペースにはまりランかと思えばパス、パスかと思えばラン、グロンコウスキーがブロックかと思えば中央へフリーで走りこんで26ydのパスレシーブ。

とどめはRB”レナード・フォーネット”のランが抜けてTD!!ディフェンスを手玉に取るような老獪さでチーフスをさらに引き離す。

チーフス 9-28 バッカニアーズ

 

チーフスの爆発的なオフェンスに期待したいところだが、マホームズの動きが精彩を欠きLB”シャキル・バレット”にサックされる。

さらに、不幸は続きロングパスを弾いた先でインターセプト!

 

敵陣45ydからバッカニアーズのオフェンスとなるも、ここはFGで追加点をゲット。

チーフス 9-31 バッカニアーズ

第4Q

チーフスは果敢に攻め込むも、マホームズはパスラッシュに苦しめられエンドゾーンへのパスが高めでレシーブできなかったり、オーバースローしたりと苦戦。

4thDownギャンブルで追いかけられながらも、変態的な運動神経でパスを投じる。

しかし、失敗でターンオーバー。

 

あとはゆるりと時間を潰せば勝ちのバッカニアーズ。ランばかりコールし5分潰してパント。バッカニアーズのパンターが出てくるのは第1Qぶり。

全く機能しないチーフスOL相手にバッカニアーズのパスラッシュは入れ食い状態。

えっ、この状態から入れる保険があるんですか!?いや、無い!!

さらにマホームズはブラウンズ戦から痛めている足を引きずり、満身創痍。

 

チーフスの敗戦濃厚に、乱入者も飛び出す始末。

 

乱入者が入っても流れは変わらず、スーさんが背後から会心の一撃。

 

ファンブルするもカバーし、ターンオーバーは免れるものの大きなロス!

マホームズ、最後のギャンブルはホットラインのWR”タイリーク・ヒル”に投じるも、これをS”アントワーヌ・ウィンフィールドJr.”がカットして、ギャンブル失敗。

そして勝利のピース!

 

この相手を侮辱したように見える行為には経緯があり、Week12の同カードの対戦の時にウィンフィールドはヒルを止められず、ヒルにピースされ屈辱を味わされたのだ。

まさに「因果応報」「やられたらやり返す!倍返し!!」

 

そして、バッカニアーズが18年ぶりにスーパーボウル制覇!!

トム・ブレイディ、移籍1年目にしてスーパーボウルのジンクスを破るどころか、圧勝で最強チーフスを下し7個目のリングをゲット。

個人成績でペイトリオッツとスティーラーズの球団スーパーボウル最多勝利を超えてスーパーボウル7勝目を挙げるという、快挙を達成したのだった。

「次のページへ続く」