スコア&ダイジェスト

GAME CENTER(NFL.com)

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

チーフス

3

3

3

0

9

バッカニアーズ

7

14

10

0

31

総評

これまでリーグ随一の攻撃力を誇っていたチーフスがTD無しで完敗。その理由は多くあります。

1)チーフスの両Tが控えであった。

チーフスのOLの要であるLT”エリック・フィッシャー”はチャンピオンシップのビルズ戦で、アキレス腱を断絶し欠場。

もとよりRT”ミッチェル・シュワーツ”も背中の負傷でロースターから外れており、スーパーボウルでは両Tを控え選手で構成するしかありませんでした。

 

これが如実に表れてマホームズが試合中に受けたプレッシャーはなんと29回。ちなみにブレイディは6回。後にマホームズ自身、この試合でOLの重要さを知ったと語っています。

 

パスラッシュにさらされるマホームズをまとめて見ると、実に酷いものです。

2)マホームズ自身が不調であった。

序盤はスクランブルで前進するシーンがあったものの、徐々に逃げるのは後方にだけになり追い込まれます。

最初からスクランブルにレギュラーシーズンほどの加速もなく、終盤には足を引きずって歩いていたことから、ディビジョナルプレーオフのブラウンズ戦で負傷した左足親指の負傷は完治していないようでした。

1)と2)を総合すると、ブラウンズとビルズもただでは敗北せず、マホームズの力を削ぐ呪いをかけた感じです。

呪い・・・両方ともオードリー春日の推しチームやん!
イヤァ━━ヽ(゚Д゚)ノ━━ン!!

いや、もう呪いと言う言葉はめったに使うもんじゃありません。

 

それでもマホームズのパフォーマンスは異常。以下の動画ではバッカニアーズ側から見たマホームズの感想が見れます。

「マホームズはアンビリーバボーだ」「マジシャンかよ!」

納得の感想です。

3)単純にバッカニアーズの守備が良かった。

「MVPはブレイディでなく、ディフェンスだろ」という声をよく聞きますが、戦力ダウンのマホームズ相手でも、ディフェンスの力なくしてはTDを0に抑える事は出来なかったでしょう。

パスラッシュのスーさん、JPP、バレットらの活躍は当然として、中央で猛スピードでカバーしまくったLB”デビン・ホワイト”の活躍も無視できません。

 

・LBデビン・ホワイトの活躍

 

LBのパワーにSのスピードを併せ持つホワイトがいたからこそ、速攻でランやレシーブからのゲインを潰し、最後はTE”トラビス・ケルシー”相手に競り合ってインターセプトを奪う大金星です。

第50回スーパーボウルの”ボン・ミラー”のように目立てばディフェンスにMVPが渡っていましたが、全員が活躍して一人を決めかねる場合はどうしてもQBがMVPになるのは仕方ありません。

このディフェンスを率いてたのが、元ジェッツのHC”トッド・ボウルズ”なのも驚き。あのムッツリ野郎はHCの器でなくDC専門なのです。

4)総じてブレイディ様のおかげ

アリアンズHCも素晴らしいのですが、やはりブレイディ様無くしてスーパーボウル制覇無かったでしょう。

18年ぶりのスーパーボウル制覇どころか、長きにわたりNFC南のドアマットだったチームを移籍するや否や優勝させるのは脅威以外の何者でもありません。

バッカニアーズはもとよりWR”マイク・エバンス”や強固なOLなど戦力はそろっており、それがブレイディが移籍先に選んだ理由でもあります。

 

加えてブレイディがいたからこそ引退したグロンコウスキーを呼び寄せ、問題児”アントニオ・ブラウン”が大人しくなり、RB”レナード・フォーネット”らの戦力も安く手に入りました。

金よりも「ブレイディならスーパーボウル制覇できる」という思いでまとまったモチベーションは何よりも強いです。

 

しかし、決して楽な道ではありませんでした。ある時はセインツに完膚なきまでにボコボコにされ、

 

ある時は4thDownを3rdDownと間違えて、「さぁ次ギャンブルいくぞ!あれ?終わり?」という、おまぬけな事もありました。

 

しかし、終わってみればブレイディがやはり「G.O.A.T」、つまり史上最高の選手であることを証明しました。

ジェッツファンからしたらあれだけ憎かったブレイディが今や英雄。もしかして、本当に憎かったのはベリチック率いるペイトリオッツだったのかもしれません。

まぁ、いろいろ忘れてはならない事があるんですけどね・・・

優勝パレードはボート

その後、パレードは密をさけるのと、タンパらしくボートで行われました。

いや、十分に密やん!!

 

ブレイディ様もラフな格好。

トム・ブレイディ 優勝パレード

 

トロフィーを川で投げて渡すバカホットライン。
(´д`lll)

ブレイディ様にとったら、ビンス・ロンバルディ・トロフィーも持ち飽きてこんなもの。

 

これは!バッカニアーズ版のWWE王座ベルト!!これはグロンコウスキーにくれてやれ!

 

ロブ・グロンコウスキー WWE
短いプロレス人生 お伝えするのをすっかり忘れておりました。 以前に「WWEレッスルマニア」で「24/7王座」を獲得した”ロブ・グロンコウスキー”がバッカニアーズと契約し、NFL

 

ということで、これにてNFL2020-2021シーズンは終了。

我らがニューヨーク・ジェッツも新HCを迎えて、来シーズンへ希望を託しております。

未だコロナ感染拡大が収まらず、来シーズンへの心配は残りますが、アメリカではワクチン等の接種が進んでおりコロナ禍を終わらせることに期待するのみです。

 

それでは、

SEE YOU NEXT SEASON!