スコア&ダイジェスト
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
チーフス |
3 |
3 |
3 |
0 |
9 |
バッカニアーズ |
7 |
14 |
10 |
0 |
31 |
総評
これまでリーグ随一の攻撃力を誇っていたチーフスがTD無しで完敗。その理由は多くあります。
1)チーフスの両Tが控えであった。
チーフスのOLの要であるLT”エリック・フィッシャー”はチャンピオンシップのビルズ戦で、アキレス腱を断絶し欠場。
もとよりRT”ミッチェル・シュワーツ”も背中の負傷でロースターから外れており、スーパーボウルでは両Tを控え選手で構成するしかありませんでした。
これが如実に表れてマホームズが試合中に受けたプレッシャーはなんと29回。ちなみにブレイディは6回。後にマホームズ自身、この試合でOLの重要さを知ったと語っています。
パスラッシュにさらされるマホームズをまとめて見ると、実に酷いものです。
Todd Bowles had his @Buccaneers defense FLYING around. 😤@Buccaneers | #GoBucs pic.twitter.com/86NvnKcXQ6
— NFL (@NFL) February 9, 2021
2)マホームズ自身が不調であった。
序盤はスクランブルで前進するシーンがあったものの、徐々に逃げるのは後方にだけになり追い込まれます。
最初からスクランブルにレギュラーシーズンほどの加速もなく、終盤には足を引きずって歩いていたことから、ディビジョナルプレーオフのブラウンズ戦で負傷した左足親指の負傷は完治していないようでした。
1)と2)を総合すると、ブラウンズとビルズもただでは敗北せず、マホームズの力を削ぐ呪いをかけた感じです。
呪い・・・両方ともオードリー春日の推しチームやん!
イヤァ━━ヽ(゚Д゚)ノ━━ン!!
いや、もう呪いと言う言葉はめったに使うもんじゃありません。
それでもマホームズのパフォーマンスは異常。以下の動画ではバッカニアーズ側から見たマホームズの感想が見れます。
Bucs receivers were amazed by Mahomes’ magic act 🤯@CGtwelve_ | @MikeEvans13_ pic.twitter.com/HmKuEiVeYt
— NFL Films (@NFLFilms) February 9, 2021
「マホームズはアンビリーバボーだ」「マジシャンかよ!」
納得の感想です。
3)単純にバッカニアーズの守備が良かった。
「MVPはブレイディでなく、ディフェンスだろ」という声をよく聞きますが、戦力ダウンのマホームズ相手でも、ディフェンスの力なくしてはTDを0に抑える事は出来なかったでしょう。
パスラッシュのスーさん、JPP、バレットらの活躍は当然として、中央で猛スピードでカバーしまくったLB”デビン・ホワイト”の活躍も無視できません。
・LBデビン・ホワイトの活躍
How good was @DevinWhite__40 in Super Bowl LV!?
(by @Bridgestone) pic.twitter.com/CJiYlGoyeT
— NFL (@NFL) February 9, 2021
LBのパワーにSのスピードを併せ持つホワイトがいたからこそ、速攻でランやレシーブからのゲインを潰し、最後はTE”トラビス・ケルシー”相手に競り合ってインターセプトを奪う大金星です。
第50回スーパーボウルの”ボン・ミラー”のように目立てばディフェンスにMVPが渡っていましたが、全員が活躍して一人を決めかねる場合はどうしてもQBがMVPになるのは仕方ありません。
このディフェンスを率いてたのが、元ジェッツのHC”トッド・ボウルズ”なのも驚き。あのムッツリ野郎はHCの器でなくDC専門なのです。
4)総じてブレイディ様のおかげ
アリアンズHCも素晴らしいのですが、やはりブレイディ様無くしてスーパーボウル制覇無かったでしょう。
18年ぶりのスーパーボウル制覇どころか、長きにわたりNFC南のドアマットだったチームを移籍するや否や優勝させるのは脅威以外の何者でもありません。
バッカニアーズはもとよりWR”マイク・エバンス”や強固なOLなど戦力はそろっており、それがブレイディが移籍先に選んだ理由でもあります。
加えてブレイディがいたからこそ引退したグロンコウスキーを呼び寄せ、問題児”アントニオ・ブラウン”が大人しくなり、RB”レナード・フォーネット”らの戦力も安く手に入りました。
金よりも「ブレイディならスーパーボウル制覇できる」という思いでまとまったモチベーションは何よりも強いです。
しかし、決して楽な道ではありませんでした。ある時はセインツに完膚なきまでにボコボコにされ、
ある時は4thDownを3rdDownと間違えて、「さぁ次ギャンブルいくぞ!あれ?終わり?」という、おまぬけな事もありました。
しかし、終わってみればブレイディがやはり「G.O.A.T」、つまり史上最高の選手であることを証明しました。
ジェッツファンからしたらあれだけ憎かったブレイディが今や英雄。もしかして、本当に憎かったのはベリチック率いるペイトリオッツだったのかもしれません。
まぁ、いろいろ忘れてはならない事があるんですけどね・・・
優勝パレードはボート
その後、パレードは密をさけるのと、タンパらしくボートで行われました。
いや、十分に密やん!!
ブレイディ様もラフな格好。
トロフィーを川で投げて渡すバカホットライン。
(´д`lll)
おい!そこのホットライン!!それはアカンやろ!! https://t.co/5LHXVWsJcp
— JETS狂のつぶやき (@jetskyou) February 10, 2021
ブレイディ様にとったら、ビンス・ロンバルディ・トロフィーも持ち飽きてこんなもの。
これは!バッカニアーズ版のWWE王座ベルト!!これはグロンコウスキーにくれてやれ!
ということで、これにてNFL2020-2021シーズンは終了。
我らがニューヨーク・ジェッツも新HCを迎えて、来シーズンへ希望を託しております。
未だコロナ感染拡大が収まらず、来シーズンへの心配は残りますが、アメリカではワクチン等の接種が進んでおりコロナ禍を終わらせることに期待するのみです。
それでは、
お疲れ様でした。現地のトニーロモの解説曰く、チーフスDのセカンダリー陣は手癖が悪い人が多いとのことで今回のスーパーボウルではそこがモロに出たかなと。ただバッカニアーズもO、D共にプレーオフ、スーパーボウルになってピークが来たようなパフォーマンスはこれもブレイディ効果なのかなぁと思いました。
ここからのオフシーズンはQBが入れ替わりそうで面白そうですね。
さすがjets狂さん。
試合だけでなく、パレードまでまとめられるとは。
見たい情報すべて入ってました。
今回はバントはしないかと思ってみてましたが、危うく池ぽちゃ。
話題には事欠きませんね笑
今年も楽しい記事ありがとうございました。
ここに来る人皆さんにききたい。
自分の目に自信がないから。
スーパーボウルの審判って公平だった?
インターフェアやホールディングの基準が厳しくフラッグ多めになるタイプの審判だったとは思う。だけど、その割にバッカニアーズはファウルが少なかった。あの基準だともっと発生するはず。特に4クォーターの最初の4ダウンギャンブルに出る前のサードダウンのエンドゾーンへのパスとかチーフス側は反則取られてたのでは?と感じた。
あと、グロンコウスキーのオフェンスインターフェアじゃないか?が三回くらいあったのではと。
思い込みもあるだろうから、みんなの意見がききたいです。
個人的に今回のSBの審判の判定については両チームの意識の差が出た部分もあるかなと思います。
第一Q最初の方で解説も今日の審判は厳しいかもしれないみたいな事言ってたと思いますが。
最初に厳しめの判定が出たなら、そこがラインになってしまうわけで。その対応が出来たか出来なかったか。
KCはO#の強さで勝ってきたためか、特にD#がいつもどおり動いてしまっている感じでしたが。
TBはO#スクリーンの時に接触はしてるけども掴まないようにあるいは掴んでるように見えないように手をパーの状態で触れていたり。守備の際に肩に手を乗せる時も同じ様に、常にでは無いですが。抱え込んでもジャージが伸びないように、ある程度チームで審判厳しいぞ、と統一した動きはあったように見えました。
もちろんTVで見える映像の部分のみですので両チーム実際どうだったかはわかりません。
しかしチーム全体で意識しているような動きをみせられると、意外なほどに反則はとられなくなるもので。
結局それは審判の感情心理じゃないかと言われれば、そうなんだと。審判は人間が行うものだからだと。
でもそういったゆらぎもスポーツだと。機械が完全に判定する時代は来て欲しくは無いなと私は思います。
まぁでも審判が~贔屓が~○○パイヤが~というのもスポーツの楽しみ方の一つだと思うので。
行き過ぎなければ、プロレスのヒールに対する野次みたいにブーブー言っちゃえばいいと思います。
私はTVの前でアンディ・リードにブーブー言ってました。
それでは、横から長々と失礼致しました。
私はブレイディファンなのでどうしてもファン目線で見てしまうので参考にはなりませんが。
チーフスサイドは反則をするときの間が悪い印象がありました。やり過ぎ感というか隠す感じが無いというか。重要な場面での反則はまたかという印象。数年前のAFCチャンピオンシップの後半、グロンクが弾いたボールをインターセプトされ負けたと思ったらオフサイドだったことが・・・今回も似たような場面がありあれでゲームが決まった気がします。
ただ審判に泣かされ負けた大きな試合は何度もありますから「いつもブレイディ贔屓」という訳では無いと思います。
ペイトリオッツから来たブレイディとグロンコがオフェンスを率いジェッツを追い出されたトッド・ボウルズがディフェンスを鍛え上げたチームがビルズとの戦いで深手を負ったチーフスを倒した
今年のスーパーボウルはA東が試合を左右したと言っても過言ではないでしょう
やはり管理人様の仰る通り満員の観客で開催しないと盛り上がるものも盛り上がらないですね(⌒-⌒; )予想外の展開でしたが、バッカニアーズのD#の頑張りが勝利に繋がったようですね
チーフスDは手癖云々が元々現地で指摘されてたらしいのですがそれが致命的になってしまいましたね。ただ僕としてはスーやエバンスと言ったスターがようやくリングを獲得できたことに感動しました。
逆にマホームズはここからロジャース、ウィルソンみたいにリングに縁が無く…、と言うこともあり得るので正念場かなぁと思います。
今シーズンも楽しい記事おつかれさまです。そして感謝。
Jet狂さん、毎シーズン本当に楽しませていただいています、ありがとうございます。
今シーズンも終わってしまい本当に寂しいです。
シーズン初めからブレイディ様を応援していましたが、優勝するなんて思っていませんでした。見くびっていたと言うしか他ありません、スンマセンでしたGOAT。
今後も激しくブレイディ様とJet狂さんを応援します。
今年も楽しいNFL記事ありがとうございました。プレーオフは全試合レビューを書いていただけるので、いつも楽しみにしています。
凄く意外でブレイディとしてはSB初くらいなワンサイドな展開でしたが、ブレイディはマホームズの連覇阻止どころか、AFCチャンピオンシップ入れたら、三連覇阻止ですよね。ファルコンズに大逆転勝利した後、ジゼルの言うこと聞いて引退していたら、ブレイディがSB5勝、マホームズが同3勝になっていたはずで、それが今、7対1となったわけだから、わかりませんね。(ラムズ&ゴフファンごめんなさい。)
でも、シーズン全体ならブレイディ様のおかげで獲れたSBでしょうが、このSBに限って言えば本当にDF、もしかしたらトッド・ボウルズのおかげですね。ジェッツも密かに貢献しましたね!(ちなみにベルって出てたんですかね?)
とにかくまずはおつかれさまでした!
春日の呪い的には
1,去年SBでタッチしたことが最後に効いた説
2、呪いが春日から若林に移った説
辺り考えてみたんですけどどうなんでしょ
4メンで、あれだけpressureかかると、しかも後半の方がやりたい放題感で、予想されてた展開ですが、ここまで一方的だと、正直、微妙でした。
来年は、jets出場の熱い試合を、まずはプレイオフ
まさか、地元開催のスーパーボウルを制覇できるというところまでは、
シーズン前の段階ではまったく予想してませんでした。
トム・ブレイディにトッド・ボウルズ、イニシャルT・Bがチャンピオン
フラッグをもたらしたのかも。。
個人的には、このSB制覇に加えて、ジョン・リンチが殿堂入りを
果たしたこともあり、盆と正月とゴールデンウィークが一気に訪れた気分です。
ブレッドソーから交代した瞬間からブレイディを応援している者です。
バッカニーズ強かった。
スタッツを見るとグロンクが
WAS戦: 0レシーブ
NO戦: 1レシーブ
GB戦: 1レシーブ
だったのでプレーオフはブロッキングTEとして使うと思っていたらスーパーでこの活躍。
逆にずっと使っていたロングボムの戦略をほぼ封印。
チーフスDFは大混乱だったと推察します。
めっちゃ贔屓目に深読みするとスーパーのための種まきとしてスーパーまではロングボムを使っていたように見えてしまいます。
スーパーまではグロンクを温存、
スーパーではゴッドウィンとエバンスに無理なキャッチを要求するまでもなかった、
ってことに…?
DFが良かったおかげかプレーオフはかなりの余力を持って勝てた印象です。
OLがヤバそうとは思ってましたがチーフス相手にこの勝ち方は流石に想像できなかったですね。
ブレイディも、娘が“ダッド、やめて〜”って叫んだ時にやめとけば、いらん批判のネタ(ほぼ言い掛かり)にされることもなかったのに。
(あの“カレン”呼ばわりされた銀細工職人の娘さん、本当にあそこまで掘り下げる必要あったんかな?)