頑張るものは報われる

FA解禁が迫っておりますが、先に契約延長をして主力の流出を防がねばなりません。

ジェッツはドラ1DE”クイネン・ウィリアムズ”の兄であるLB”クインシー・ウィリアムズ”を契約延長しました。

加えて、残念ながらQB”マイク・ホワイト”が離脱です。

[SPONSORED LINK]

LBクインシー・ウィリアムズ(Quincy Williams)と3年18Mで契約延長

LB”クインシー・ウィリアムズ”は2019年ドラフトにてジャガーズが3巡で獲得した選手。

しかし、2021年シーズン開幕前にカットされたので、そこでジェッツが獲得しました。

 

 

彼は2019年ドラフト1位(全体3位)で獲得した”クイネン・ウィリアムズ”の1歳上の兄であり、ジェッツにて兄弟D#が爆誕。

当時最弱チームのジャガーズから速攻カットされた選手なので、全く期待していなかっただけに、巨体から繰り出すパワーに加えて反応が早く、的確にタックルする活躍には驚きました。

 

主に4-3ディフェンスの主にウィークサイドで威力を発揮。過去2シーズンで28試合に先発し、147ソロタックル、5サック、21ロスタックルを記録しています。

弱みとしてはプレーコールから逸脱して、本来のポジションから外れる事があること。

 

そしてこの度は、見事に契約延長となりました。

契約内容は、3年18M(9M保障)。今後の活躍によっては最大21Mになるとのことです。

 

 

ジェッツのLB事情は”ブライス・ハフ”と”クォン・アレキサンダー”がFAであり、個人的にこの2名も引き留めたいのですが、その気配はなさそうなので、ドラフトでLBを獲得する可能性があります。

QBマイク・ホワイト(Mike・White)がドルフィンズと2年8Mで契約

マイク・ホワイト ジェッツ

もう1つがショッキングなニュース。

ジェッツで少ない登板回数で才能の片りんを見せてきたQB”マイク・ホワイト”がドルフィンズと契約したと報じられました。

契約内容は2年8Mと報じられており、思いのほか巨額です。

 

ホワイト自身は今月の頭に「ジェッツに残留したい」と言っていたのですが、ジェッツのロジャース獲得の可能性が大きくなった(内定した?)ためドルフィンズへの移籍を決断したようです。

 

ドルフィンズではオプション契約を行ったQB”トゥア・タゴバイロア”のバックアップとなる予定ですが、昨シーズンは脳震とう問題があったトゥア君だけに、不謹慎ですがホワイトの出番が来るかもしれません。

 

 

QB”マイク・ホワイト”は2018年ドラフトにて会ボーイズが6巡で獲得。

しかし、2019年にカットされ同年の9月にジェッツにプラクティス・スクワッドとして契約しました。

 

2020年にロースター昇格、解雇、またプラクティス・スクワッド契約と、かなり荒波にもまれまくってチャンスが来たのが2021年シーズンのWeek07のペイトリオッツ戦。

この試合で先発だったQB”ザック・ウィルソン”が負傷したため、緊急登板しました。

すると、今までウィルソンが苦戦していたパスがすんなり通りだします。

 

試合には負けましたが、ホワイトはこの試合で評価を得てWeek08のベンガルズ戦に先発出場し、下馬評を覆してジェッツが勝利するのです。

ベンガルズはこのシーズン、スーパーボウルに出場するほどの力がありました。

 

ホワイトはこの週のAFCオフェンスのMVPに選出。

その後はコルツ戦で指を負傷して奮いませんでしたが、2022年は1年2.5Mで再契約しました。

 

2022年はベアーズ戦に出場して、またも勝利するも、ビルズ戦で肋骨を複数折る負傷をし、それがシーズン最後まで響いて活躍できませんでした。

 

個人的には才能のある選手だと思うのですが、活躍した後はシーズン最後まで引っ張る負傷をする悪循環だったので、QB”ザック・ウィルソン”から信用が無くなった今シーズンこそジェッツに残留して実力を十分に発揮してくれることに期待していました。

 

それだけに同地区のイルカ入りは非常に残念。

同地区のライバルながら、ホワイトがドルフィンズで評価を得てくれることに期待しています。