盛り上がりから蚊帳の外

既にシーズンエンドしたジェッツの対戦相手は、これまた既にシーズンエンドしたコマンダーズ

この試合、勝利しても特に得るものは無く、むしろ負けた方がドラフト巡が良くなる難しい試合になります。

 

しかも、QB”ザック・ウィルソン”は脳震とうプロコトルのため、欠場。先発QBは私の嫌いなQB”トレバー・シーミアン”だから困ったもんだ。

 

なので、結果はいつもよりサラッとお伝えします。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

コマンダース

0

7

7

14

28

ジェッツ

17

10

0

3

30

オフェンス

先発QBはNFLの特級呪物”トレバー・シーミアン”。

QB”ザック・ウィルソン”の姿はサイドラインになく、”アーロン・ロジャース”はサイドラインでパーカー着ておりインアクティブ。

バックアップはこの間獲得したQB”ブレット・リピン”というプレシーズン以下のQB陣で挑みます。

 

しかし、スコアを見てのとおり前半で27点をあげており、これは2015年シーズン以来の前半の最高得点になります。

シーミアンが良かったのではなく、ただコマンダーズが悪かっただけ。

 

パントブロックによりレッドゾーンからのオフェンス開始に、WR”ジェイソン・ブラウンリー”にTDパスをヒット。

 

 

そしてRB”ブリース・ホール”のランが抜けてTD。

 

その他、コマンダーズのリターンでのファンブルロストや、ロングパスでのインターフェア、さらにジェッツのパントでコマンダーズがエンクローチメントをやかしてファーストダウンをもらうなど、コマンダーズのミスにオンブにダッコで、シーミアンなのに大量得点をあげました。

 

 

と、同時に最初の失点もシーミアンがスナップを落してファンブルロスとしたのがきっかけです。
(C”ジョー・ティップマン”の高いスナップが悪ともいえますが)

 

その代わり、後半に入るとシーミアンが本領発揮で全く点が取れなくなり、パントを繰り返すどころか、チャンスをインターセプトで潰します。

このレッドゾーンでのインターセプトがシーミアンの真骨頂。

 

最終的に最大20点ものリードを逆転されて敗北かと思ったら、WR”ギャレット・ウィルソン”の粘りのプレーで敵陣に入り、タイムアップ寸前で54ydのFGを決めて逆転勝利を納めました。

 

 

シーミアンのスタッツは、パス27/49回、217yd獲得、1TD1INTでレーティングは64.8。

足もスローも遅いし、投げるときはターゲットをガン見だから決め打ちで即投げるパス以外は、どこに投げるか非常に分かりやすい。

その動きに突然、元ブラウンズの”デレク・アンダーソン”を思い出しました。

 

RB”ブリース・ホール”は久々にランが抜けて、ラン95yd獲得2TDと爆発。レシーブでも96yd 獲得しています。

 

本職のレシーバー陣は相変わらずWR”ギャレット・ウィルソン”とTE”タイラー・コンクリン”に集中するレシーバーのタレント不足は否めません。

元パッカーズの二人はどこに行ったんだい?

 

OLに関しては相変わらず弱いのですが、前半は絶妙のスクリーンパスなど上手くパスラッシュをかわすコールだったため大量得点につながりました。

しかし、後半からは通用せずといった感じです。

ディフェンス

コマンダーズは前試合で、あまりの酷さで第4Qに降板させたQB”サム・ハウエル”をまたも先発に指名。

 

この時点で勝つ気があるのかどうか分からず、やはりハウエルは酷い。

レシーバー陣も落球祭りで、ハウエルと全く息が合っていない感じでした。

 

前半の7失点はジェッツのスナップのファンブルロストから得たチャンスに、強引にエンドゾーンに押し込まれた失点。

 

それ以外は守れていたので、ジェッツが前半で7-27とリードした時点で余裕で勝てると思ったら、第3Qの6分あたりにまたもQB”サム・ハウエル”を降板させて、QB”ジャコビー・ブリセット”に交代というパターン。

 

ブリセットに交代するや否や、コマンダーズのオフェンスが息を吹き返してガンガン失点します。

 

あと、反則が14回150yd損失とかなり多いのも失点の原因となりました。

 

そんなD#で良かったのがLB”クインシー・ウィリアムズ”。8タックル(7ソロ)に2ロスタックル、2パスディフェンスに加えて1INTと大活躍。

 

モズリーとの契約が終わる前に良い後釜が育ちました。

スペシャルチーム

本日の勝利に大きく貢献。

まず、元ドラ1LB”ジャーメイン・ジョンソン”のパントブロックがTDに繋がりました。

 

そして、K”グレッグ・ズーライン”が54ydのFGを決めて、タイムアップ寸前で逆転勝利に大きく貢献。

 

以前は50yd以上のFGの成功率が悪かったのですが、今シーズンは調子が非常によく、現時点でAFCの最高成功率を誇っています。

 

近年、キッカーに悩まされてきたので、来シーズンもキープしたいところです。

総評

この試合が、まだプレーオフに可能性がある時でしたら、逆転勝利にもろ手を上げて喜んでいたのですが、既にシーズンエンドしている身なので「ふ~ん、勝ったの」ぐらいしか思わなくなってしまったのが非常に悲しいところです。

ウェーバー制ドラフトの弊害であり、私がアンチ・シーミアンすぎる事もあるでしょう。

 

それにしてもシーミアンが勝利したのを始めて見たかもしれません。しかし、アンチとしては、もうジェッツのジャージで見たくありませんね。

この勝利を思い出にして、来シーズンはビルズあたりに移籍してほしいところです。
(どんだけ嫌いなんだ)

 

さて、次の試合は・・・えぇえ!!忙しい年の瀬にショートウィーク!!
Σ(・ω・ノ)ノ!

 

そう、次はサーズデイナイトにプレーオフ出場寸前のブラウンズと対戦です。

 

G+の中継もあり、ブラウンズファン以外は当然ジェッツを応援するので、多少は盛り上がるでしょう。

 

あと北海道では観戦会があるそうなので、道産子のブラウンズファンは集まって応援してはいかがでしょうか。

 

何かの間違いでジェッツが勝利したら、すみません。

 

なんにせよ、年の瀬の忘年会やらイベントが多発する最中、ブラウンズ戦のプレビュー記事を書けるか(セクシー画像も見つかるか)分かりませんが、なるべく頑張りたいと思います。