スーパーボウルを獲ったら売る!
もうすぐ9月、いよいよNFL2026年シーズンが開幕ですね。
その前に、今年の4月と8月のオーナー会議で承認されたルールの変更に関しておさらいしまよ。
最後にはシーホークス売却に関してのニュースもちょこっと掲載します。
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2026年NFL ルール変更一覧
最初に2025年と2026年で変更された点の一覧です。
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分野 |
2025年まで |
2026年から |
影響度 |
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オンサイドキック |
第4Qのみ |
試合中いつでも可能 |
★★★★★ |
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50ヤードからのキック |
アウト・オブ・バウンズを利用する余地あり |
タッチバック時の位置を変更 |
★★★ |
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キックオフ隊形 |
受け側のセットアップ人数などに制限 |
隊形を変更 |
★★★ |
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危険なプレー |
個別の罰金・処分 |
対象違反3回で1試合停止 |
★★★★★ |
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チャレンジ |
HC本人がフラッグを投げる |
指定したスタッフが投げられる |
★★ |
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退場判定 |
フィールド上の判定が基本 |
リーグ側が映像を確認して退場を助言可能 |
★★★★ |
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PUP |
復帰手続きに制約 |
21日間の練習開始時期を変更 |
★★ |
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国際試合 |
ロスター調整に通常ルール |
国際試合に合わせて柔軟化 |
★★ |
ルール変更の詳細
1.オンサイドキックが「いつでも」可能に
2026年の最大の変更の一つです。
これまでは、基本的に第4Qで負けているチームが追いつくために使う最後の手段でした。
2026年からは、キッキングチームが試合中のどの時点でもオンサイドキックを選択できるようになりました。
ただ、負けてるチームのみ、事前申告制度はそのままのようなので、奇襲はできません。
なので、結局は切羽詰まった時にしかやらないでしょ。
2.50ヤードからのキックオフを修正
理解がむずいです。
2026年からは、50ヤードラインからキックオフを行った場合にタッチバックになったときのボール位置が25ydから20ydに変更されました。
これは「50ヤードからの特殊なキックを利用して、通常のキックオフより有利な状況を作る」という戦術を抑制する変更です。
ここで疑問に思うのが「え?新キックオフって35ydでしょ?50ydのキックオフって何?」という事です。
50ydのキックオフというのは、キッキングチーム側で反則があってキックオフの位置が50ydに下がった状態の事です。
当然、
「え?反則したのキックした方なのに、タッチバックが20ydに後退したらキッキングチームの方が得じゃん。」
という発想になるので、非常にこの改正の理解に苦しみます。
早い話が2025年シーズンに何があったのかというと、スティーラーズvsコルツ戦にて、第4Qにスティーラーズのタッチダウンの後にスティーラーズ側にアンネセサリー・ラフネスの反則があり、次のスティーラーズからのキックオフが50yd地点からになったのです。
これまた特殊ルールで、35yd地点からのキックオフでランディングゾーンを通過しないアウトオブ・バウンズの場合、相手は自陣40ydからのオフェンスになりますが、50yd地点からのキックオフの場合、自陣25ydからのオフェンス開始になるのです。
「なんじゃそりゃ?」と思いますが、これがルール。
なので、スティーラーズのキッカーはすぐに外に蹴りだしたわけです。相手の開始位置はタッチバックと同じ自陣25ydなので。
実際にどんなプレーだったかは、DAZNに加入の方は2025年シーズンWeek9のスティーラーズvsコルツのフルタイム 2:28:30 あたりから見てください。

同様の事が同年のライオンズvsコマンダーズ戦でもあったようです。
では、今年のタッチバックの25yd開始が20yd開始になることに何の意味があるかというと、外に蹴りだして意図的な反則を犯すより、マジメに蹴ってタッチバックさせたほうが5yd後退させることが可能なので、「アウト・オブ・バウンズをわざと蹴るな」という事です。
で、ここでイケズな私は、「毎回、キックオフ前に反則を犯して50yd地点からのキックにすれば、確実に相手を敵陣20ydからのスタートにできるやん!」という、反則コンボを思いつきます。
しかしながら、調べたところこれに関しては絶対にそうはならず、キックオフの前に反則を犯しても絶対に50ydからのキックになるとは限らないので、絶対のコンボは成立しないのです。
そもそも、キックオフのために毎回反則を犯すやつのモラルを問われることになります。
!∑(゜ Д゜)
と、特殊ルールに対して次々と浮かぶ疑問を片付けないと、意図にたどりつけないルール変更であります。
3.キックオフのセットアップ隊形を変更
2024年に導入された「ダイナミック・キックオフ(Dynamic Kickoff)」は、2025年にも変更が加えられましたが、2026年もさらに調整されました。
2026年は、レシーブ側のセットアップゾーンにいる選手の配置条件が変更されています。NFL公式ルールブックではRule 6-1-3として規定されています。
これは一見細かい変更ですが、キックオフでは選手のスタート位置が数ヤード変わるだけでも、
・リターンの選択
・ブロックの角度
・タックラーの到達時間
・キックの飛距離
などに影響します。
したがって、スペシャルチームのコーチにとってはかなり重要な変更です。
4.危険な反則を3回すると「1試合停止」
今回、8月に大きく話題になったのがこれです。
NFLとNFLPAは2026年シーズンから、以下の5種類の安全関連反則を重点的に管理する制度を導入しました。
対象となる5種類
- ヒップドロップ・タックル
- ホースカラー・タックル
- ローンチング(D#が無防備な選手に飛び上がって体当たり)
- 無防備な選手へのヒット
- ブラインドサイド・ブロック
この5カテゴリーについて、1シーズン中に3回違反すると1試合の出場停止になります。
ヒップドロップ・タックルについては以前のルール改定で説明したやつです。
例えばある選手がWeek 3 、Week 7 、Week 12にて上記の反則いずれかを1回ずつ犯したら次の試合は出場停止になります。
しかも違反履歴は翌シーズン以降にも引き継がれる仕組みです。「最終週にまとめてやったれ!」という考えは通用しません。
当然2026年からのルールなので、2026年は全選手がゼロからスタートします。
5.1回だけなら罰金の全額返還
選手の安全を脅かす反則を犯して罰金となっても、シーズン通してその1回だけだった場合は、その罰金をシーズン終了時に全額返還されます。
つまりNFLとしては、「1回のミスをした選手を厳しく罰する」のではなく、「繰り返す選手を厳しく処分する」という考え方になります。
6.ヘッドコーチ以外のスタッフがチャレンジ可能
これまではチャレンジフラッグを投げるのは基本的にヘッドコーチ本人でした。
2026年からは、試合前にヘッドコーチが1人のスタッフをチャレンジ担当者として指定でき、そのスタッフが赤いフラッグを投げられます。
ただし、「チャレンジするかどうかの判断権がスタッフに移る」という意味ではありません。ヘッドコーチが最終的な判断をする従来の体制は基本的に維持されます。
なぜ、このような改変があったかというと、これはHCの物理的な負担を減らすためでしょう。
試合中のHCはプレーコールや選手起用など多彩な判断・指示・その他の業務とやることが多いうえに今までは、リプレー担当から「チャレンジしてください!」と言われたら、フラッグをわざわざ投げねばなりません。
それが「チャレンジだ!」とスタッフに言うだけで、そのスタッフがフラッグを投げてくれればスローする分の体力は不要なわけです。
これまで、チャレンジのためにHCがあちこちのポケットをまさぐってフラッグを探すシーンや、ベリチックが靴下の中からフラッグを出すシーンを見てきましたが、こういう手間も省けるわけですね。
今更・・・的な改変です。
7.リーグ側が「退場」をサポート
2026年から、フィールド上の審判が反則を取った場合だけでなく、リーグのオフィシャル担当者が映像を確認し、重大な反則行為だと判断した場合に、フィールド上の審判に退場を指示できる仕組みが導入されました。
ポイントは、「その場の審判が見逃したから退場にならない」というケースを減らすことです。
NFL公式ルールでは、次のスナップまたはキックが行われる前に判断する必要があります。
8.さらに「審判ストライキ」対策
もしNFL審判組合との労働問題によって試合中に審判団の業務停止が発生した場合、1年間限定でNFL Officiating Departmentが、試合結果に影響する「明らかなミス」を訂正できる仕組みです。
これは通常の2026年シーズンではほとんど意識する必要はありません。
ただし、「審判がいなくなった場合の非常事態ルール」として設定されています。
9.PUP選手の復帰ルールを変更
ロスター関連では、PUP(Physically Unable to Perform)に登録されている選手についても変更があります。
2026年からは、PUP入りの選手がレギュラーシーズン第2戦終了後から21日間の練習期間を開始できるようになりました。
4試合欠場する事は変わらないのですが、練習期間を経て復帰することで復帰直後でもパフォーマンスをあげる事ができるわけです。
10.国際試合に合わせてロスター調整を柔軟化
2026年は国際試合の増加に対応するため、最終ロスター削減の日程をリーグ側が調整できる規定も入りました。
特にシーズン第1週に国際試合が組まれる場合、そのチームだけ通常と同じロスター削減スケジュールにすると不都合が生じるためです。
ルール改変の総評
ずらずらと変更点をならべましたが、もしかしたら間違ってるかもしれません。
その時はご指摘のほど、お願いします。
この記事、最初はAIを使って出したのですが、複雑な部分が多いので、やはり信用ならぬ結果を出してきました。
そこは「いや、それは無いでしょ」とか「なんで?なんで?」と詰めると、謝ったり発言がブレたりするんですよ。
便利なんですけど、AIの言うことを鵜呑みにしてはいけない事を再認識させられました。
シーホークス売るってよ!
実は、8月のオーナー会議の一番議題はシーホークスの売却でございました。
NFLのオーナーらは、シアトル・シーホークスをポール・アレン氏の遺族からサンフランシスコ・フォーティナイナーズのリミテッド・パートナーであるヴィノッド・コースラ氏率いるグループへ96億1200万ドルで売却することを全会一致で承認したのです。
つまり49ersの共同オーナーが、同地区のライバルチームを買ったのです。しかも前シーズンのスーパーボウル王者ですよ。
その額が
日本円で約1兆5,313億2,617万円
( ̄Д ̄;;
とんでもない金額です。当然、NFL史上の最高額です。
ちなみに、前オーナーのポール・アレン氏が当時のオーナーであるケン・ベーリングからシーホークスを買った時の金額は1億9,400万ドル(約309億0,692万円) 。
これ、アレン家はボロ儲けですよ。税金も気になるぅ~。
(゚ω゚;)
49ersの共同オーナーが同地区のライバルチームを買収するにあたり問題になりそうですが、このお金を作るために49ersの株を売るので、49ersの共同オーナーからは抜けるのでしょうね。
ちなみに同地区で最弱のカーディナルスは27億円で購入できます。桃鉄で。





















