みんな辛かったんだね。
開幕直前に、これまた革命的なニュースが報じられました。
NFLは2026年8月26日、2026年シーズンからプロボウルの試合やスキル競技を開催しないことを発表しました。
つまり、これまでのようなAFC対NFCの対戦はもちろん、近年行われていたフラッグフットボールやスキルコンテストも終了します。
75年近く続いてきたNFLのオールスターイベントが、ついにその歴史に幕を下ろすことになります。
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プロボウルそのものがなくなるわけではない
注意すべきは、今回廃止されるのは、プロボウルの「試合・イベント」にあたる部分です。
「プロボウラー(Pro Bowler)」という称号そのものは残ります。
2026年シーズンからは、AFCとNFC合わせて88人の選手が正式なプロボウラーとして選出されます。
そして、これまでと大きく違うのが「代替選手」です。
これまでは、選出された選手がケガやスーパーボウル出場などの理由で参加できない場合、代替選手が追加されるケースがありました。
しかし今後は、最初に選ばれた88人だけが正式なプロボウラーとなります。
NFLは、この変更によって「Pro Bowl選出」という栄誉そのものの価値を高めたい考えです。
なぜNFLはプロボウルを廃止したのか?
最大の理由は、やはりプロボウルというイベントそのものの魅力を維持することが難しくなっていたことでしょう。
そもそもNFLのオールスターゲームは、通常のレギュラーシーズンやプレーオフとは違い、本気のコンタクトプレーを行うことが難しいイベントでした。
スター選手を集めても、ケガのリスクを考えれば、激しいタックルをするわけにはいきません。
その結果、以前から「本気のNFLの試合とは違う」という問題がありました。
NFLはこれを解決するため、2010年代以降、さまざまな改革を行ってきました。
当ブログでは毎年それを追ってきたので、どんどんレギュラーシーズンのフットボールとはかけ離れたものになっていく様子に、私は複雑な心境でした。
そして2023年からは、従来のタックルフットボールをやめ、「Pro Bowl Games」へと名称を変更。
スキル競技やフラッグフットボールを中心としたイベントへと生まれ変わりました。
2026年のプロボウルも、サンフランシスコでフラッグフットボールを行う形式が予定されていました。
ところが、こうした度重なる形式変更を経ても、NFLは最終的に「イベントそのものを続けるより、プロボウルに選ばれること自体の価値を高める」方向へ舵を切ることになりました。
プロボウルは[試合]から[称号]へ
プロボウルといえば、以前は「シーズン終了後にスター選手が集まって試合をするイベント」というイメージでした。
しかし、これからはそうではありません。
プロボウル=その年のNFLを代表する選手に与えられる栄誉
という意味合いが、より強くなります。
考えてみれば、ファンにとっても「誰がプロボウルに選ばれたのか」は、シーズンを振り返るうえで重要な情報です。
フラッグフットボールは別の道へ
興味深いのは、NFLがフラッグフットボールそのものを諦めたわけではないことです。
むしろNFLは、フラッグフットボールを2028年ロサンゼルス五輪に向けてさらに推進していく方針です。
NFLによれば、プロボウルとは別に、スーパーボウルウィークにはフラッグフットボール関連のイベントを展開する予定です。
つまり今回の決定は、「フラッグフットボールが失敗したからやめる」という単純な話ではなく、「プロボウル」と「フラッグフットボール」を切り離し、それぞれを別の目的で展開していく、と考えたほうがよいでしょう。
一方で、スター選手同士が本気でぶつかり合うことが難しいオールスターゲームを、無理に続ける必要があるのか、という問題もありました。
NFLは今回、その矛盾に一つの答えを出したのでしょう。
総評
正直、この話は私にとって朗報です。
プロボウルの感想文を毎年書いてきましたが、毎年どんどん興味が薄れて、見るのも辛かった。いや、見たくなかったのです。
日テレG+(ジータス)が一応放送していましたが、近藤さんや村田さんも興味がなさ過ぎて、回が進むごとにシーズンの総括の話ばかりになっていました。
しかも、ファンもプロボウルより村田さんの総括のほうが気になって、もう試合はどうでもよかったです。
昨シーズン(2025-2026)は、もうG+自慢の実況陣はいなくなり、よく分からない実況メンバーで、やる気ゼロでした。
かつ、AFCのフラッグフットボールのQBは全員、プロボウルに選出されていない人で、もう意味が分かりません。
今シーズンからプロボウルの記事を書かなくてよくなり、私はほっとしましたよ。
しかし、プロボウルにはいろいろ思い出があるので、多少は寂しい気持ちもあります。
プロボウル一番の思い出と言えば……
2018シーズン(2019年)のプロボウル中継で日テレG+が投入した、アンドロイド女子アナ「アオイエリカ」ですね。
いきなり実況席にこんなものをぶち込まれて、早すぎたAIに近藤さん&村田さんコンビがタジタジ。
今見ても笑える、爆笑の神回でしたw
そんなこんなで、ありがとうプロボウルゲーム。君を忘れない。
※近年のプロボウルの経緯は、以下のタグ(リンク)にて当ブログの記事で体感できます。




















NFL全体のベストメンバーがALL-PRO
AFC,NFCそれぞれのベストメンバーがProBowlってことなるんですかね。
ALL-PROとPROBOWLの違いは、選出してる団体や方法の違いなんですよ。
ALL-PROはAP通信、つまりマスコミ内の選ばれたパネラーが投票して決めます。
PROBOWLはファン、選手、コーチからの投票と、目線が異なります。
PROBOWLの不特定多数のファンの投票だと、ミームや組織票で実力と関係ない選手を押し上げることができますから。
あと、記事に書いてるとおり、オールスターゲームに辞退者が出たら繰り上がりでPROBOWLになる選手がいるので、投票した人が見えて繰り上がりのないALL-PROのほうが真のオールスターかもしれません。
他に現役選手の投票で決めるNFL TOP100もありますね。