ニュートンありきのチームです

オール・オア・ナッシング Season4 パンサーズ編を見終えました。

これまでのシリーズよりもドラマチックで面白い内容でした。

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カロライナ・パンサーズ編の見どころ

パンサーズ編の見どころは、”キャム・ニュートン”という絶対的な主人公の存在です。

冒頭から陽気なニュートンの練習風景から始まり、さらにニュートンが自宅でシガーを吹かしながら散髪中に自らについて、以下のように語ります。

「俺が絶対的な自信を持っているのは、並外れた準備をしているからだ」

 

がっかり・オブ・ザ・イヤー 2015シーズン にて、「7位:スーパーボウル50で敗北=準備不足の『キャム・ニュートン』(パンサーズ)(32票) 」がランクイン

 

そして、ニュートンはさらに「おなじ服は2度と着ない」「いつもユニークな存在でありたい」「俺のスタイルは俺が作りたいんだ」と自らのファッションへのこだわりも語ります。

 

そんなニュートンの七変化が見れる事も、今回の見どころでしょう。

 

守備の中心となるLB”ルーク・キークリー”に関しては、そのパフォーマンスの源は運動神経ではなく、対戦相手の研究に余念がない事が分かります。

ルーク・キークリー パンサーズ

 

また、趣味がフィッシングでルアーを自ら作成する凝りようであることを披露。知性が溢れるイケメンぶりからファンが増えそうです。

 

その他、骨折を繰り返す悲劇のTE”グレッグ・オルセン”や、K”グラハム・ガノ”の天国から地獄。新人WR”D.J・ムーア”の若気の至りや、大ベテランDE”ジュリアス・ペパーズ”の存在感など個性あふれるキャラクター達を上手くとらえており、これまでのシリーズの中では一番とっつきやすい内容かと思います。

感想(ネタバレあり)

もう結果が出てるシーズンに関してネタバレもクソも無いと思いますが、2018シーズンのパンサーズを知らない方が楽しめます。

2018シーズンのパンサーズは、8試合目まで6勝2敗と絶好調だったにも関わらず、その後は7連敗の泥沼にはまって、最終戦のセインツ戦でやっと勝利。結果は7勝9敗でプレーオフを逃します。

 

この泥沼にはまるきっかけは、やはり”キャム・ニュートン”の肩の不調でしょう。

好調時のニュートンはイーグルス相手に第4Qに21点取って大逆転を演出しますが、肩が不調になってからは練習制限を繰り返し、パスも消極的になります。

 

そのような状況下では本来ならチームメイトがニュートンを支えるべきですが、RB”D.J・ムーア”のミス連発やスティーラーズ戦での大敗、D#の崩壊など ニュートンの調子に引っ張られるかのように、チーム自体も大不振に陥ります。

D#コーチ陣をカットして、HC”ロン・リベラ”が自らD#コールを行うなど苦渋の策を敷いてもニュートンがダメなら全てダメ。

接戦ばかりなのに なぜ勝てず、改めてパンサーズは「ニュートンありきのチーム」である事が分かりました。

 

ニュートンといば、ヤンチャで手がつけられないイメージが強いのですが、精神的にかなり成長しているようで、仲間を鼓舞しチームのために全力を尽くすシーンが多くあります。

シーズン終盤に肩の不調から先発を下げられるのですが、代役のバックアップQBがNFL初のTDを決めた時には自分の事のように叫んで大はしゃぎします。そこに彼の優しさと度量の広さが見られます。

 

ラストはニュートンの手術や2019年のドラフト。そして、パンサーズの新練習施設の建設など、新シーズンへ向かうパンサーズの光景で幕を閉じます。

 

ラムズ編ではマクベイとゴフのラムズ入りで終了し、その後ラムズはスーパーボウルへ出場するほどの大躍進を見せましたが、果たしてパンサーズのこの物語の続きはどうなるのか?

パンサーズファンは当然として、パンサーズファンでない方も見ておけば、2019シーズンを一層楽しめるでしょう。

見るか見ないかは、あなた次第です!!

おまけ

不意打ちで登場するロブ・ライアン(レックス・ライアンの弟)

ご視聴はこちら

カロライナ・パンサーズ オール・オア・ナッシング

オール・オア・ナッシング Season4 パンサーズ編