サースデイナイト・フィーバー

強豪を次々と撃破するノリノリのビルズとの再戦ですが、一方 ジェッツは3連敗しており、普通からして勝ち目が無さそうな状況です。

さらにビルズには開幕戦で1回負けているので、ここで負けたら非常に不利な立場となり、ジェッツは ほぼシーズエンドでしょう。

しかし、舞台はサースデイナイト。ジェッツにとって今シーズン初のナイトゲームであり、若者達はやはり夜行性だったようです。

[SPONSORED LINK]

事前情報

・ビルズWR”ケルビン・ベンジャミン”欠場

・ジェッツCB”モリス・クレイボーン”欠場

スコア&ダイジェスト

ハイライト:Youtube

2017年 11月 2日

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ビルズ

0

7

0

14

21

ジェッツ

7

3

14

10

34

オフェンス

このブログで再三、「ランが出ない!」「OLが崩壊する!」と書き続けたので、OC”ジョン・モートン”がこれを見て「ワカッタヨ!!ジェッツキョー!」と言ったかどうかは知りませんが、いつもと逆でOLが強い。

これまでムギュっと潰されてきたポケットが今日は広く、QB#15″ジョシュ・マッカウン”が自由に動けてスクランブルの先制TDに繋がりました。RT”ブランドン・シェル”の代役”ブレント・クーベル”が良かったですね。

 

何より、死に絶えていたランO#が出たのが勝因でしょう。今シーズンまだTDが無かったRB#22″マット・フォーテ”がラン73yd、2TDの活躍。RB#29″ビラル・パウェル”もラン74ydで、トータル194ydとランが爆発しました。

G+の解説によるとRB陣がOCに「ランをもっとコールしろ」と直訴したらしいですが、あれだけ出無かったらそりゃ、ランを減らすでしょ!

 

しかしながら、ジェッツのランO#が優れていたというより、ビルズのタックルミスの方が凄まじかったです。

ビルズD#は軸を外したタックルはほぼ掴み切れず「捕まった!」と思った瞬間スルっ抜けまくって、K-1ダイナマイトの「桜庭vs秋山のローション事件」を彷彿とさせるぐらい、ヌルヌル抜けてゲインできました。

ビルズD#って、これまでバシッと止めていた印象があったので、今日は何があったのか謎です。

 

QB#15″ジョシュ・マッカウン”はパス14/20回140yd、1TD、ラン13yd、1TDの活躍。
毎試合200yd以上投げていたので、今日はいかにランに助けられた内容だったかが分かります。

この試合でもWR#11″ロビー・アンダーソン”へのロングパスTDがさく裂し、もはやホットラインと化しています。彼はキャンプ中にエヌンワがシーズンアウトしたため、代役で先発WRに繰り上がったのですが、正直ここまでの人材とは思っていませんでした。

 

マッカウン自体にもNFLで一番チームを渡り歩いたジャーニーマンなので、全く期待していなかっただけに「なぜこれほどのQBがこれまでフランチャイズにならなかった?」と思っていましたが、既に今シーズンのTD数が彼の1シーズンのキャリアハイとのことで、今が過去最強のマッカウンのようです。

これはバックアップに定着してしまってるベテランQB全員に希望を与えますね。
(ケレン・クレメンス(現チャージャーズ)をチラッ。 |ω・`))

 

とは言っても、ビルズD#の余計なフェイスマスクやアンスポーツマンライク・コンダクトにも助けられ、今回の勝利は「半分実力」「半分ビルズの自滅」といったところです。