SB出場を阻止された恨みは忘れん

レギュラーシーズンも残り2試合。Week16はプレーオフ戦線ギリギリで戦うスティーラーズが相手です。

蜘蛛の糸にぶら下がる状態のスティーラーズの足を、地獄の亡者のように思いっきり引っ張って、道ずれにしましょ。

事前情報

・RB”レベオン・ベル”、先々週の試合をインフルエンザで欠場していたにもかかわらず、ボウリングに行っていた。(アカンやろ)

・ジェッツが勝利したら、コーチの”ハインズ・ウォード”(元スティーラーズのWR)がゲータレートシャワーを浴びたいらしい。

・WR” Josh Malone”がプラクティススクワッドから昇格。

・スティーラーズS”キャメロン・ケリー”がバーでもめて、かつ、警官への公務執行妨害で逮捕され、解雇。

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どうなるスティーラーズ戦

スティーラーズは現在8勝で、プレーオフ出場圏内ギリギリの第6シードです。直ぐ下に同じ8勝のタイタンズがいるので、まさに崖っぷちの状態。

どちらかというと、タイタンズにプレーオフに行ってほしいので、今こそ足を思いっきり引っ張ってやりたいところです。
(※タイタンズはまだ地区優勝の望みもありますが、状況的にテキサンズがかなり有利)

 

そしてスティーラーズと言えば・・・、そうRB”レベオン・ベル”の古巣かつ因縁の相手。

そもそもベルとスティーラーズの仲が決裂したのが、2018年のシーズン前にスティーラーズがベルの貢献に対して長期契約を結ぼうとせず、2年連続でフランチャイズタグを使おうとしたことが発端でした。

そしてベルはホールドアウトして2018シーズンを全休し、FAとなった2019シーズンはジェッツに移籍したのです。

 

この試合はジェッツの本拠地であるメットライフスタジアムで行われるのですが、シーズンが終わったジェッツのファンより、何としても勝たねばならないスティーラーズのファンが大量に押し寄せて、ベルへのブーイングの嵐が巻き起こる予想とされています。

ベルにはスティーラーズファンの前でガンガン走ってほしいところですが、ご存知のとおりジェッツではスティーラーズ時代のパフォーマンスは見られず、キャリア最低のシーズンを送っています。

 

スティーラーズD#は、LB”T.J・ワット”(J.J・ワットの弟)を中心とした強力なパスラッシュが武器で、サック数49回はパンサーズと同数の1位。

OL不安定なジェッツとしてはベルのランが勝敗のカギを握ると言っても過言ではありません。

先のビルズ戦を見る限りDB陣もあなどれず、O#陣にとって厳しい試合になるでしょう。

 

スティーラーズのO#に関しては、ロスリスバーガー不在のためQBはルーキーの”デブリン・ホッジス”。そのため、スティーラーズのパス1試合の平均獲得ヤード194ydでリーグ31位の低さです。
(196ydのジェッツと大差ないけど)

 

かといってランが強いかといえばそうでもない。

今シーズンのスティーラーズの全試合の成績を見ると、驚くべきことに最高得点は27点。しかも、今シーズン最弱のベンガルズ戦とドルフィンズ戦での得点です。
(その最弱にジェッツは負けたけど)

 

つまり、O#に爆発力は無くD#力で第6シードにこぎつけている、まさに伝説の鉄壁D#「スティールカーテン」復活のシーズンです。

かつ、鉄壁のD#復活といえばNFL初の第6シードからスーパーボウルを制覇したシーズンに酷似しており、ロスリスバーガー不在でO#力が無くても侮れないチームです。

 

となると、地味なロースコアの試合が予想されますので、やっぱりベルのパフォーマンスが試合を左右する気がします。

当然、毎試合で何かとキックを外すK”サム・フィッケン”の外し具合にも左右されるでしょう。

今週の勝利への金言

今回はダーノルドには触れなかったなぁ

以上

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